2014年01月12日

住む 出てます。

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住む no,84 冬号  出てます。

今回のお話は、誰も知らない山奥の沼のほとりの雪景色。盲目の白鷺の話です。
切ない成分多めです。

御一読ください。


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2012年11月15日

物語集 ZUHRE 2 のお知らせその2

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ZUHRE 2 先行予約 受付はじまっています。
先日 表紙の型押し見本が届きました。
毎度のことですが、毎度驚かされマス。
紙の断面をみると、厚紙の土台と表面の真っ白の薄紙の間に赤い色の紙がサンドイッチされていて
型を強く押されたときに、ほんのわずかにうっすら、桃色が見える。
この写真では分かりにくいですが。
へえ!こんな紙、あるんだ!?
よく選ぶなあ。関君。
中身の字組みとかページの字体とか、ピンホールカメラの写真の単色とか etc.
途中経過は見せてもらったけど、よく見ないと気がつかないような仕掛けが沢山。
早く本の形になればいいのに。

表紙の合紙。後で聞いたら、ZUHRE 2のための特注で、つくったそうです。
またびっくり。関君、オミソレシマシタ。

さて、
下の写真、今刷っている、特典用の版画です。
6種類か、あるいは7種類?になるかもしれません。
複数冊ご注文いただいた方には、
発送の際、
同じ種類が重複することの無いように
極力配慮させていただきます。

皆さま、先行ご予約お早めに。
宜しくお願いします。

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2012年10月26日

物語集 ZUHRE 2 お知らせその1

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お待たせしました!

前川秀樹 物語集 〜ZUHRE 2〜         

12月の発売に向けて現在鋭意制作真っ只中です。
発売編集は 前回ZUHREに続いて 信陽堂
造本デザインも引き続き ミスターユニバースの個性的凝りまくり意匠です。

現在フライヤーの発送作業に追われております。
もし、店舗等で、フライヤーを置いてくださる所がありましたら、
ご連絡いただければ、信陽堂より発送のご用意があります。

ただし、枚数に限りがありますので恐れ入りますが、
枚数等につきましては、メールでお問い合わせください。
ちなみに、フライヤーは、ZUHRE 2の予約注文書にもなっております。

お問い合わせにつきましては、
信陽堂HP contact よりお願いいたします。

さて、大事なこと。(?)今回も予約特典、あります!
先行予約300冊strong>に、はがき大の僕前川のエッチングが付きます。
それも今、アトリエにてプレス機で、刷っている最中ですよ。

先行予約開始は11月10日からです
皆さま、よろしくお願いいたします。







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2012年03月23日

住む 出てます

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「住む」no.41 春号
書店に並んでおります。

物語第2話。今回は異国の話。ちょっと大人の酒場のワンシーンです。

カルトコリエの1枚とも連動するような話になっています。

ああ、どこか外国に旅に出たいなあ。
今年はちょっとそれも難しそうなので、
せめて妄想の中だけで。

皆さまよろしくお願いします。
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2011年12月20日

小さな話

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今日20日発売の「住む」
本誌の後ろの方で、僕、ひっそりと連載など始めました。

今年5月に出版された物語集 「ZUHRE」(ズフラ)
もともとは像刻作品の向こうにある背景というか風景というか、
そういったものを、時間の流れを加えて
言葉でスケッチしよう、と書き始めた物語。

ズフラはおかげさまで、初版は売り切れて、
現在重版となりました。
まあもともとの部数が少ないですから(笑)。
今手元にある第2刷で、以降の印刷の予定はありません。

幸いなことに、
それがきっかけで、雑誌「住む」の方からこれから毎号
ショートショートの枠でお話を、ということになり、
4ページをいただきました。
今回が第1話です。
暗中模索中の慣れぬ文章の仕事。
字数指定、1話読みきり、挿絵つき。
これまた僕にとっては立ちはだかる高いハードル。
なのですが、せっかくだしチャレンジすることに。

初回は「ゼンマイ仕掛けの春」というタイトルで、
冬と早春の隙間にたった一回だけ鳴く、不思議な蝉のお話です。
冬号掲載にはちょっと季節先取りの感有りですが。

今後、
このお話はもう少し膨らませたりして、
一つの短編の体裁に加筆修正の予定でいます。
そしてそれは、進行中のズフラvol.2(仮)に収録を予定しています。

でもほっとする間もなく、
2月にはもう春号の一話を仕上げないとなりません。
冬号出たばっかりなのに。
そうかー、これが締め切りかー。
でも追われないとやらないことって
ことのほか多いですよ。
いや、ほとんどがそうかも。
何事も焦ってでもやってるうちになんとかカタチになるもので。
機会があるだけありがたいと思わなくては。
像刻展、未だ開催中ですが、
彫る刻むのほかにキーボードで文字を綴る作業、
こちらはこちらで、
来年も精進します。

皆さま、
本屋で目に付きましたら、
パラパラとお手に取ってみてください。
いやいや、雑誌出版的には是非買ってください(笑)。



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2011年06月30日

住む 出ていますよ。

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はっと気がつくと、ほぼひと月もブログをさぼっていたことに気づく。
うそ。ほんとはずっと更新しなければとの思いを引きずりつつ
帰国後だらだらと過ごしていた。
あまりに湿気と早すぎる真夏日の波状攻撃に、
時差ぼけの体が付いていかなかったから。
というのがいいわけ。

やあ、熱中症寸前。
初夏のブルターニュとパリの旅は充実したものだったなあ。
御報告はまた追って。

で、
季刊「住む」今店頭に並んでいます。

No.38 2011 夏号 自然の恵み 手の力 という特集号です。
像刻作品が9ページにわたって紹介されています。
今回は写真と原稿も僕が書かせてもらいました。

大きな写真なので結構インパクトのある記事ページになっていますよ。
是非ご覧あれ。いや、できれば興味のある方はご購入あれ(笑)。

posted by 前川秀樹 at 17:09| 作品集出版 雑誌掲載情報。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月28日

掲載2誌。

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今現在丁度出たばかりの本2冊。
本屋さんで平積みされています。

「ギャラリーへ行く日」 平澤まりこ著 PIE books

イラストレーター平澤さんがあちこちギャラリーに出かけて、イラストと写真と記事で紹介した赤い表紙のかわいい本。
ルビジノが4ページくらい出てます。
夜に写真を撮ってもらったのは初めてです。

「ずっと料理上手の台所 その2」 お勝手探検隊編 マガジンハウス

雑誌クウネルで連載されていた台所取材の総集編その2。
うちの2階の小さな台所が出てます。

ご興味おありの方、本屋さんでのぞいてみてください。

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2011年05月27日

ズフラのこと

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本、というものが近い将来すべて電子化されたり、配信されるものになるだろう。
という人がいます。
本とは情報である、ということであれば、その通りとなるでしょう。
しかし、
途方もない時間、存在していた紙の束というモノが果たして
人々のもとから、完全になくなったりするだろうか?

本とは何か大事なことや素敵なことや、忘れたくないものが書かれている
モノでもあると思うのです。
人はモノに刻まれた履歴や記憶に、時間を見出します。
中に書かれている情報だけが本の本質ではないように思います。

電子化が進めば一方でそのことは際立ってくるに違いありません。

信陽堂ミスターユニバース、そして僕。
3方向から話し合って、
表紙やページの紙の色が日に焼けて褪せても、
ずっと手元に置いて置きたくなるような、
作品のような本を作りたいね。
と最初にスタートしました。
むろん、若干のメンバーの違いはあれ
写真集「VOMER」の時も
それは同じ志でした。

予算内でしかも厳しい時間制限。
その中でできてきた本。
デザイナー関君の紙もの、印刷物へのこだわり全開。
素晴らしい。

少部数発行。配本は直版か個展会場。
バーコードの付かない個人出版の本。
作品のような出版物。
それもその筈。
パッケージも、先行予約のおまけエッチング、その封筒に至るまですべてアイデア出しの上に成り立った、工夫を極めた手作りですから。


出版、装丁が
編集者とデザイナーの作品なら、
ものがたりを書くというのが著者の役割。
それもまた楽しい創作行為でした。
片手で持ちよい形の本を改めて開いて、
いまさらながら物語の字を追ってみると、
言い回しやリズムの緩急や、筋道の通し方。主題。
どこをとっても、修理、改善の余地のたっぷりと残る代物です。
我ながら。
しかし、それはどこかで線引きをしなければ形にはならないもので、
今回の線引きは、これでいい、と僕が決めたものなのです。

反省は次に向かうための土台ですから、
次はもうちょっと上手にできるかもしれない。

そう、次があるのです。
最初の打ち合わせの時に、こんな提案がありました。
展覧会のたびに
1冊ずつ本が増えていくと、楽しみですね。と。
なるほど、それはできるかもしれない。

1冊目のズフラは、何も決めずに物語を手探りで書き始めてから
完成まで半年とちょっと。
次の個展までには1年半あるんだから、
いいのが書けさえすれば、できるはず。
そう考えると、
もう次何を書こうかな、、、。
と楽しみにもなってくる。どんな像を彫ろうかな、というのとそれは同じもののようです。

今回お買い求めてくださった方々には本当に感謝です。
特に先行予約までしてくださった方々。
未だ形のないものに、いわば投資をしてくださった形となるわけで、
これは途中、僕は大いに元気づけられましたし、本当にありがたかったです。
装丁を見て、薄紙をめくり、ページをめくって読んでくださった方
そのうえで、ご興味をもたれた方は是非。(範囲狭いな(笑))
2冊目。お楽しみにしていてください。
いえ、次も買ってください(笑)

僕らはまた、“捨てられない本”の提案に、次も挑戦したいと思います。

なお、「ZUHRE」は引き続き、信陽堂に直接の御注文で購入ができます。
また、前川の個展会場でも引き続き配布を予定しております。
部数に限りがありますが、今しばらくは在庫がございます。






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2011年04月07日

お申込みお早めに。

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重要なお知らせをこの後半で今一度。

銅版画を始めてしまった。
ずっと昔に遊びで一度友達にやらせてもらったことがある。
経験はそれだけ。
美大を出たところで、
なんでも教えてくれるわけじゃない。
僕の場合はあんまり興味もなかった。

けれど、物語本「ズフラ」の挿絵を銅版画でやってみたい。
と突然思い立ってから、いまさら入門書を買い(笑)
40の手習い。
テキストに沿って一つ一つ実験、また実験。
うーん、子供のころ、草に汁や泥水を混ぜて実験遊びをやったあの
感覚に似ているな。

道具は本の写真をみて作れそうなら作る。
どうしてもわからないものはとりあえず買ってみる。

僕は何かをやるときにとりあえずセットで買うことをしない。
あと、学校とか人に聞くこともどうにも苦手だ。

普通この二つができないと、上達に大変な手間と時間がかかる。
無駄と思える回り道もやたら多い。
けれど、そういう真っ暗闇から始まる模索の旅が好きだ。

今回、
無謀にも、先行予約300部に版画をつけよう!
などと、ズフラスタッフに言ってしまった。
まだプレス機の機能すら理解していないというのに、なんという向こう見ずを、、、、。

そうそう、おまけにこうやって自分をちょっと追い込むマゾっけもある(笑)

色々と毎日やっているうちに
ようやく入門書に書いてあることが分かるようになってきた。

よし、これなら挿絵に使えるかも。
人に受け取ってもらって喜んでもらえるかも。
というレベルまでどうにか手が届き始めた。
あー、なんでもやってみると楽しいもんだ。
もうちょっと続けてやってみよう。

調子に乗って、5月の個展にも出してみよう。

というわけで、重要なお知らせを今一度。
少々のお問い合わせもいただいたので改めて。ご案内です


鋭意制作中の「ズフラ」先行予約も只今受付中です。
お申込みいただいた方々。どうもありがとうございます。
感謝です。
3月28日の受け付け開始以降、おかげさまで順調な様子で、
予約分、限定300部、残り少なくなっております。

先行予約特典として、(お恥ずかしながら)、小さなエッチング版画1枚付いてきます。
現在そちらは今回の特典用のみの版として前川が制作しました。
版は今6種類くらいかな。版はほぼ出来上がりましたが刷るのはこれからです。
6種類のうちどれがついてくるかはお楽しみです。
愎数冊お申込みいただいた方には、なるべく種類がかぶらないようにお送りします。

本は先行予約していただけると、5月16日着でお宅に届きます。本の料金と送料は代引きです。

「ズフラ」予約分300部が終了しても、
その後、5月の展覧会場での配布ももちろんあります。
がこちらは通常販売ですので、本体のみで
特典は申し訳ないですがついてこないのです。


要約すると、↑というようなことが、
信陽堂HPのこのページには書かれているわけです。

どうやって申し込むの?
というお問い合わせもいただいています。
どうも僕からのご案内不足でかさねがさね申し訳ありません。
一応こちらが信陽堂お申込みフォームです。*こちら



この先行予約、5月の10日が、お申込み締め切りです。

お申込みご希望の方、
早めがいいですよ。
の現在状況のお知らせでした。
宜しくお願いいたします。



posted by 前川秀樹 at 19:53| 作品集出版 雑誌掲載情報。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月22日

ZUHRE

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前川秀樹物語本 ZUHRE (ズフラ)

出ます!


限定先行予約(特典あります)、お申込み方法、発売時期等詳細は、
こちら、⇒信陽堂HPまで。


来月の木偶の棒WSに続き、
こんなときに、なのかこんな時だからこそ、なのか。
さて、困った。
と、またまた考えないではなかったのですが、
ええい!やってしまえ!
景気づけに、GOサイン。

非常時故
印刷所の不具合、紙の調達。
発売予定の5月18日まで、山あり谷ありは覚悟の上。
間に合うのか?いや、間に合わせましょう。

5月18日はDEE’Sの第4回像刻個展、初日。
そちらこそ間に合うのか?なに、なんとかなる。

と、拍車がかかっております。
とにかくご期待ください。


さて、その勢いはちょっと横に避けて、

「物語」

像刻という作品の背景をもうちょっと掘り下げたい。
それにはやはり言葉を使うしかないか。
どうせなら、芝居の書き割りのような文字通りの「背景」
ではなくて、最初の発想の題材が自分の作品だったとしても、
それ自体が勝手に独り歩きして、
あるストーリーを紡ぐようなものにまで
持っていかなくては。

と急に思いついたのが、
昨年10月。それも思い立ってお伊勢参りに行く車の中でのことでした。

とにかく書いてみよう。
と何も分からず始めてみたものの、
自分の文章力ってなんて、、、。
とエンスト続発。

まあそりゃそうだ、絵や彫刻の世界に入って25年、
それだけやってもこんなもの。
所詮初めてづくし、たった数カ月でそんな立派にできるものか。

開き直り。

よし、どうせ恥をかくなら公衆の面前で堂々とやろう。

と決めて、編集に信陽堂丹治君、デザインはVOMERに引き続き ユニバースの関君。
どうにかして本にしてください。5月までに。
と、いつものごとく急の無理押し。

おだてられ、励まされここまで約半年。

昨日最終原稿を丹治君に送信できた。

さて、自分が第3者となって、のぞいてみたくなった像刻の向こう。
どんなふうに皆様に届くのか。

ズフラ。

それは金星の呼び名。
宵の明星が昇るころ、星明かりで、たき火やかまどの火の前で、
ポツリポツリと口づてで語られる、一夜語り。

文字による作品が
そんなふうであればいいなあ、
と思った。

真っ暗闇の夜を僕らは思いがけず体験した。
地上に見渡す限り、光はなかった。
そんな時、
沢山の灯りははるか頭上で瞬いていた。

星に祈りを。
そんな柄にもない言葉が頭をよぎった。

言葉でおなかは膨れないし、
命が救われるわけでもないけれど、

心が飢えたときに、
それがかろうじて足りたときに、
自分が欲しいものは、やはり血の通った言葉や美しい音楽のような気がする。
芸術、音楽、文学。
人間に一体なんの効果があるのか?
と問われれば、

あらかじめ病まぬ心で備えるための漢方薬のようなものなのかもしれない。
もしくは、中長期的、遅効性の心の救援物資のようなものなのだろう。

ゆっくりだけどじわじわ強烈に効く。

あいまいだけどそう答える。


だから、
僕の拙文も、いい編集と装丁のおかげで、
もしかしたらひそやかに何かには効く本になるかもしれない。

きっとそんな、かすかな星明かりのような本になるような予感がします。

少々の恥などいかほどのもの?
間に合うのか?いえいえ間に合うにきまってます。
それこそ、祈りたい気持ちです。

皆さん、改めて、
ご期待ください。












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2010年12月19日

宇野亜喜良さんの本

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久しぶりの掲載情報です。
イラストレーターの宇野亜喜良さんが足を運んで取材してくださった、
39人の表現者たちの作品とインタビュー記事が1冊の本にまとめられました。
題して

「僕が誘惑された表現者たち」

ワイズ出版より、A4版
おお、すごい!
イラストレーションという雑誌で連載されていたものです。
それぞれの表現に対して宇野さんの洒脱な文章が添えられています。
それにしても、人選の味の濃いこと。
フォアグラの濃厚とんこつ仕立て(笑)
おなかいっぱいです。

いろんな表現者が居るものだなあ、と思うと同時に
宇野亜喜良という一人の巨人の奇妙奇天烈なアーカイブをのぞき見るような
スリルも味わえるような1冊です。

12月発売予定となっているようなので、
書店にはまだなのかな?

ちなみの僕のページは、2008年 DEE’Sでの像刻展「水源」
の時に取材していただきました。
懐かしいです。

興味のある方は是非。
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2010年04月03日

クウネル出てます。

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 現在発売中のクウネル 台所特集なのですが、
拙宅の2階にあるコンパクトな台所が出てます。
家にいらした、マガジンハウス クウネルの編集のTさんが、
偶然ツマと同じ小学校出身だったらしく、
地元の超ローカルネタで盛り上がった和やか取材でした。
台所特集は、そのうち本になるそうですよ。
その時にはまた他のカットもプラスされるみたいです。
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2010年03月03日

芸術新潮出てます。

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今、書店で並んでいる、芸術新潮3月号 
1月に取材旅行に行った、伊勢神宮の森のことを書かせていただきました、10ページの記事となっています。
実に思い出深い、意義ある伊勢行となりました。
自分が木を刻むことの根本を垣間見た思いでした。
むろんそれを確かめに行ったのですが。
まあ拙文はともかく、写真はとってもきれいですよ。
ぜひぜひお手に取ってみてください。

本の最後のほうには、
像刻本 VOMER も書評で取り上げてくださっています。
そちらものぞいてみてください。

それにしてもなんと久しぶりの更新ですね。
何もなかったわけではなく。逆にあまりにありすぎて
その時間が取れなかったというのが、どちらかという理由です。
忙しい、というよりはひたすらあわただしかった。

3月の広島個展の制作はその合間を縫って
、コツコツと続けてきました。
いや、今現在もその遅れを取り戻すべく
ペースを撒き返し中なのですが。

今日はやっと暖かい春です。
窓を開けて。アトリエの掃除をして大量の木の刻み屑を庭の隅に捨てに行ったら、越冬していたキタテハがうちの前の栗畑の前で、羽を広げていました。
ストーブもやっと一休み。

気分一新、本来のペースに戻るのです。

さて、新しいことに向けてしっかりやるべきことに努めるのです。
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2008年12月16日

銀花 156号

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 久しぶりに、掲載情報です。
今、書店に並んでいる、「銀花 156号 冬」
に、北海道東川の「君のイスプロジェクト」の記事が出ています。
Wさんの念入りな取材で、何と13ページも。

君のイスの現在、そしてそれにまつわる人々のことが生き生きと書かれています。

僕は、椅子を作ってくださった向坊明さんとの対談が少し。

ほかの方々のお話を読んで僕自身改めて、この素敵なプロジェクトの
全体像をつかむとともに、意義を知ることとなりました。
ぜひ皆さん、お手に取ってみてください。

それと、こちらは書店ではないのですが、
やはり北海道で、北海道文化財団の会報誌、「北のとびら80号」
で、東川の、ワークショップの模様が掲載されています。
北の青空と味のある校舎をバックに
大きく写った自分の姿を見るにつけ、
改めて、はあ、、、、と、とほほなため息をつきたくなってしまいますが、
記事自体はライターさんとカメラマンさんの実直さが伝わってくるいい内容です。
それとこちらも会報誌。
水戸芸術館友の会のTOWER62号 
インタビュー記事です。夏に水戸芸で行われたワークショップ、
「記憶の箱」とルビジノでの取材が元になっています。
作品や参加者の様子はともかく、もう僕の大写しはかんべん、、。
とこちらも思ってしまいます(苦笑)。
ほんとにねえ。
改めて、いろんなところで語らせてもらってるなあ、僕。
と、手元に届く印刷物を見て文字になった自分の言葉を読んで、
「こいつ、ぬかしよるわ。」と改めて気恥ずかしくもあり、
また語らせてもらえるそのことにただありがたくもあり。

いずれも毎月のルビジノには置いてありますので、
機会がありましたらごらんください。


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2008年07月30日

イラストレーション出てます。

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 月刊イラストレーション 2008 9月号
5月末の像刻展の記事が出ています。3ページです。

イラストレーターの宇野亜喜良さんとの対談記事です。
DEE'Sのテラスでの対談の時間だったんだけど、
宇野さんの的確で含蓄のある問いかけが心地よくて、
がんばっていろいろ言葉を紡ぎました。
いい時間でした。

実際の掲載はほんの一部ですけれど。

もうずっと前の出来事だったような気がします。

ご興味のある方、本屋さんでページをめくってみてください。

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2008年05月28日

今月掲載。出てます。

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 今書店に並んでいる、建築雑誌CONFORT No.102 6月号にルビジノが出ています。
昨年秋の銀杏の葉っぱでマスタード色のじゅうたんのようになった庭を大きく撮って貰いました。
今回像刻展で、彫られたいくつかの像は、この庭の剪定された銀杏を使いました。
あと、これも昨年、DEE'Sでのスプーンワークショップの模様もあわせて掲載されています。
みんな真剣なので、誰もカメラのほうなんて向いていません(笑)
出来上がったスプーンのカットもいい感じですよ。

もう一つは芸術新潮 5月号
これもまだ書店で見られると思いますが、、、。
ちょっと遅かったかな。

最初のほうのページで、ちょこっとだけ僕がふざけています(笑)
一応、ホームセンターを題材にした短いコラム記事だったのですが、
編集のsさんとカメラマンさんと一緒にジョイフルホンダに行ったら
楽しくてかなり盛り上がってしまい、
商品の並んだ棚の写真カットが掲載されるはずが、
なりゆきでこんなことに、、、。
ちなみに土器さんも同じ5月号でコラムを書いていますよ。

本屋さんで覗いてみてください。
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2008年04月14日

もめんの着物

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小さながら、土浦の町には博物館がある。 

その博物館で、平成2年から続けられている機織教室にツマも深く関わっている。

その会のきっかけは、古いもめんの“日常の着物”の再現から。

昔の土浦の、普通の家の女達の手作業による木綿の着物。

小さな町の博物館という場所でやっているため、
内容はとても興味深い地道な活動にもかかわらず、
なかなか外に向けて広く知ってもらう機会が少ない。


その活動の取材が二月ほど前にあった。
今現在店頭で並んでいる、

主婦と生活社、「もめんの着物」 というムック本です。

なかなか限られたページ数では、情報に限りがあるようですが、
それでも、外の方に知ってもらう、良いきっかけになればと思います。

機織体験、糸紡ぎ体験、受講者や先生方の年1回の展示会など、もろもろの現在の織物教室の情報は、こちらまでお訊ねください。↓

土浦市立博物館
029−824−2928





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2008年01月31日

暮らしの手帖

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今出ている暮らしの手帖に、昨年のDEE‘Sでのワークショップ
“スプーンを作る”の体験記事が2ページ出ています。

ワークショップ初心者の方に、という切り口です。
 
なるほどなあ、初めて一人で参加してくれる人って、
こんな風に緊張して、こんな風になじんで行ってくれているんだなあ。とあらためて新鮮に感じます。

それとクウネルの高橋みどりさんのページ、
“伝言レシピ”にレンコンバーグのレシピが載ってます。
伝言元はツマ。
やわらかくて甘みがあって、しょうが醤油でけっこういくつでも食べられます。



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2007年11月03日

エクラ出てます。

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 集英社エクラ12月号発売中です
樋口さんの記事です。
僕の彫刻とか像刻とか、そんなのが出てます。
取材があったのは9月初旬。みなさんまだ半そででした。
紙面の4ページからはむしろすっきりと無駄の無い緊張感が伝わって来るようですが、現場の空気は始終にぎやかで楽しい一日でしたね。
人数も多いしあんなのは珍しい。
みんなでお昼ごはんはツマ作
普段二人なのでみんなで食べるのもいいね。

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カメラマンさんの後ろから邪魔にならないように、僕もデジカメで数カット拝借。

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ご馳走です。樋口さんはここで終わり、土浦の農協の直売所に寄って帰るそうです。お疲れ様でした。
後は僕の作品のぶつ撮りがまだ残ってます。

エクラ、厚い雑誌ですよ。是非ご覧ください。

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2007年09月25日

「住む」と「芸術新潮」

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「住む」no.23 秋号 と、芸術新潮10月号に
ルビジノが紹介されています。
取材は、どちらも8月。
一番暑いときでしたが、蓮は青々としていて
とても綺麗な時期でした。
もっとも9月の終盤になった今でも、
まだまだ夏日なので、
正直ずっと前に撮ったという気がしません。

「住む」の方は今回は僕が駄文を書かせていただきました。
イシカワさんの事なんかがすこし書かれています。

覗いてみてください。
posted by 前川秀樹 at 15:46| Comment(0) | 作品集出版 雑誌掲載情報。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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