2011年05月24日

gwener 明日最終日

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おかげさまで、ご好評をいただいております像刻展「GWENER」
明日、いよいよ最終日を迎えます。
1週間あっという間です。
今回も像刻たちが明日を最後に散逸してしまうのは、少々さみしいことですが、
お祭りというのはこんなものかもしれません。
見てくださった方々のそういう声はありがたく、作家冥利に尽きる言葉なのです。
また、次頑張ろうという活力に直結しますからね。

さて、明日一日。
どんな方が滑り込みで来てくださるのか楽しみにお待ちしています。

物語本「ZUHRE」も、今回の会場配布分、残りわずかとなっております。
そちらもよろしくお願いいたします。


明日は終了が午後6時となっております。
お間違えの無いようにいらしてください。


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2011年05月21日

gwener折り返し。

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開催中の像刻展グウェナー。
今日で前半戦終了です。
おかげさまで、今回も沢山の方々に足を運んでいただきありがとうございます。
中にはずいぶん遠方よりのお客さまもいらっしゃるようで、
本当に感謝です。

会場構成や作品の性質にもよるのか、今回は前回ウルゲルに比べ、
ずっと静かで穏やかな空気が会場内に流れているように思います。

あのお祭りのような初日も今回は比較的粛々と、和やかに過ぎてゆきましたね。

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ズフラとヴォメルもおかげさまでご好評をいただいております。
本人がおりますので、御遠慮なくお声おかけください。
御希望とあらば、喜んで“本人”とサインなぞ入れさせていただきます(笑)。

さて、明日土曜日。
後半戦へ折り返しです。
現在の作品点数40点が50点余りまで増量されます。
会場が広くなったせいか、多分それでも余り圧迫感はないのではないかと思っています。
それぞれの作品とゆっくりと向かい合えるように心がけて
今回は最後まで展示会場を作ります。

後半戦を心待ちにしておられた方々、土、日、月、火とぜひおいでください。
ちなみに日曜日と最終日は夕方6時終了となります。
お間違えの無きように宜しくお願いいたします。


 
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2011年05月08日

Gwener

緋の月蝕.JPGBriid Loar.JPG

グウェナー dm.jpg







Sic itur ad astre・・・・・・・・「こうして人々は星に至る。」

遠いところにそのまなざしを向ける。
地の果て、空の果てを語る。久遠の昔を物語る。
存在しない“もの”ではなく、存在しない“こと”を思う。


今回は、展覧会のための準備を約1年前にスタートしました。
長い時間をかけました。
展覧会のテーマやイメージを最初に決めることなく、
その日その日に思うことに任せてコツコツの日々。
だから、最初のころに思っていたことと、
最後の方の作品ではなんだかずいぶん意識は違うように思います。

それでいいか、と思いました。
だから「短編集」。

5つの短い物語が収録された「Zuhre」も同時進行していましたので、
短編というのはそういう発想なのです。
一つ一つの話は独立していながら、
それぞれがどこかでつながっていて世界がある、というそんな緩やかな括りです。

結果、作品点数52点。
過去最多です。
さて、どうやって展示する?
ちゃんと1冊の立派な短編集となるの?
先日は土器さんに来ていただいて、ぞろりと居並ぶ像刻たちを前に作戦会議。

搬入まであと1週間あまり。
すでに、追い込みモードから締めのモードにチェンジしつつある連休明け。

それにしても今日もいい天気。
ああ、どこかに行きたいなあ。
いやいや、我慢我慢。

Gwener

ブルターニュのケルトの末裔たちは明けの明星をそう呼ぶそうです。

宜しくご高覧下さい。

*ところで 「Zuhre」 先行予約締切は10日(火)ですよ。














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2011年02月23日

展覧会2つ。

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展覧会、というかグループ展があります。
一つは、昨年出版された宇野亜喜良さんの本、Aquirax Contact の掲載アーティストたちが
一同に!
という企画です。
東京 南青山のビリケンギャラリー
前期と後期に分かれて展示販売されるようです。
僕は後期に像刻1点を出展します。
きっと癖のある濃い味の展覧会になることと思います。
ちょっと怖い。

異能のアーティストたち、とか題されていますよ。

“異”という言葉は僕は好きです。
奇異、異国、異端、地異、異形 etc.
魅力的な言葉がたくさん出てきます。
異なることはいいことだ。

もうひとつは
広島、ギャラリーたむらでのコレクション展。3月3日からです。
こちらはギャラリーの、取り扱い作家たちの小品展です。
どんな感じですかねえ。
僕は2点、像刻を出品させていただきます。
どちらも新作です。

グループ展というのは、仲間が寄り集まって、
一緒に一つの展覧会をするというタイプと、
ギャラリーなどが企画して、作家をセレクトして行うものがあります。
今回の2展は後者。
僕はもともと個展がメインで、
グループ展にはあまり縁がなくて、
というより積極的に参加します!という体質があまりないので、
誘われても、むにゃむにゃ言っているうちに、過ぎてしまったりしたことが
多かったんだけれど、
去年、あまりにも露出が少なかったこへのささやかな罪滅ぼしと、
今回はお世話になっているギャラリーや、人の御誘いだったので、
5月の展覧会を控えて、の時期にもかかわらず、
ちょっとがんばっちゃいました。
当り前か!(笑)
きっと出会いもあるし、非社交的でますます出不精な自分にとっては
まあプラスにはなると思う。
出会い、というなら東京のオープニングも行った方がいいかなあ。
そうだよなあ。
とはいえこれはちょっと尻込み中。

でも作品は出不精でなく、ちゃんとよそ行き顔で会場に並びます。
ご心配なく。
皆さま、是非お出かけください。




posted by 前川秀樹 at 18:00| 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月17日

前川秀樹2011年の活動予定。


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はっと気がつくと1月も半ばを過ぎてしまった。
とうとう年賀状も1枚も出せず、どうにもしまらない2011年のスタート。
これではいかん。こんなではいかんぞう。
ちゃんと有言実行。
というわけで、今のところ決まっている前川秀樹活動予定です。
あれ?決まってないことを予定というのか?
どっちだろう?
まあ、そこのところは置いといて。
ほぼすべて決定ということで。

今年は2度個展があります。
昨年は割とのんびりこつこつ制作の年だったのですが、
今年は忙しそうー。

さて、スケジュールです。


3月初旬  
ギャラリーたむら(広島)コレクション展 
僕は新作像刻を1点出展予定です。

4月16日(土)/17日(日)ワークショップ、木偶の棒 
東京DEE’S HALLすっかり恒例ですね。楽しみですねー。参加者募集、お申込みは3月半ば頃DEE'S HPにて。

5月18日(水)〜24日(火)像刻展。タイトル未定 
東京 DEE’S HALL
いよいよですよ。DEE’Sでは第4回となります。はやいですな。
新作45点出展予定。鋭意制作続行中。お楽しみに。

5月18日初の物語集出版、配本予定
先行予約販売いたします。
詳細は後日。乞うご期待。
新しい試みに四苦八苦中です。

10月ワークショップ。木偶の棒 DEE’S HALL。

ワークショップ。木偶の棒 IN高松 これはまだ決定ではありません。
あるといいですね。

12月像刻展 広島 ギャラリーたむら
前回ご好評をいただいた広島での第1回個展。
前回よりは少し大盛り気味で(笑)第2回展、準備万端がんばる所存です。
西の方々。本年の締めくくりですよ。広島でお会いしましょう。


大まかにはそんな具合で
きっとあっという間に1年過ぎてゆくのです。
展覧会のための制作のほかにも、まあいろいろと毎日準備しています。
またその成果については追ってご報告いたします。

年が明けたらなぜか急速にいろいろなことが進んで行くのです。
自身ギアチェンジした覚えもないのに、
締め切りとか、新しい話とか。
うーん、頭の切り替え苦手将軍には、
年明け早々の寒空の下、すでにかなりの負荷がかかっております。
でもきっと今年はそういう年なのだろう、と軽く受け流して
乗り切っていくつもりでいます。

何より、自分のペースで実りあるものを楽しく作る。
多少のペースアップは必要なようですが、
回転軸をぶらすことなく、日々感じる。日々表現する。日々過ごす。
で、その収穫として、皆さんに楽しんでもらう。

これは何としても崩したくないのです。

というわけで今年も頑張ります。いや、がんばってますよ。
皆さん、どうぞ程よいぬるま湯加減で見守ってやってくださいませ。
posted by 前川秀樹 at 20:57| 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月27日

前川千恵二人展のお知らせ

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いつまでも夏が終わらないのでは、と勘違いしてしまいそうですが。
カレンダーだけは律義に変わっていくのです。
少しでも出かけやすい気候になることを願って。


加藤希久代+前川千恵展

9月13日(月)〜18日(土)
於、ギャルリーワッツ


加藤さんは洋服、前川千恵はカバンにレザーのアクセサリーに初挑戦です。
只今二人とも絶賛ラストスパート目前!
記録的猛暑を乗り越えた、たくましき作品たち。
ぜひお楽しみに。


posted by 前川秀樹 at 07:09| 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月29日

千恵&知恵子2人展間近。

奥澤知恵子、前川千恵 2人展

「コーパルの穂波」


5月22日の初日に向けて、準備大詰めです。

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場所は吉祥寺、ギャラリーfeve(フェブ) にて。
日時は5月22日(土)〜29日(土)までの1週間です。

前川千恵のほうはレザーにペイントの鞄。
現在、鞄はまだ縫製前。革の裁断から持ち手の張り合わせ縫い合わせまで行程を一つ一つ経ていかねばなりません。
なので、出来上がってくるのは一気に同時。
開かれて床でドローイングペイント作業をされているときには、
変形の四角い平面だった革が、
ほんの一瞬で立体に生まれ変わるところは、
とても面白いです。

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奥澤さんはブルターニュの古いカントリーコスチュームをモティーフにした、服を今回は揃えます。しっかりとした丁寧な縫製とこだわった布選びで定評です。むろん、現在絶賛制作中。
きっとゴールデンウィークなんて、どこの外国語?
といったトーンで、必死の追い込み中に違いありません。


お披露目の日をどうぞ皆さまお楽しみに。
posted by 前川秀樹 at 13:43| 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月09日

広島像刻展お知らせ。

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3月27日(土)〜4月11日(日)
AM 11:00〜PM7:00(水曜定休)

広島、ギャラリータムラ です。


新作18点、旧作2点 デッサン 8点
の予定です。
いや予定気味、予定っぽい、予定みたいな、、、。

いえいえ、どうにか揃えます。
若干展示自体の規模が小さいとはいえ、
ちゃんと見ごたえのあるいい作品をそろえたいと思っています。
もちろん像刻本「VOMER」サイン入りも携えて。

前川が会場にいるのは27日の初日です。
残念ながら1日のみ。初めての町です。
どんな方が来てくれるのかたのしみです。

次の像刻個展は、2011年5月DEE’Sでのお披露目です。
2010年唯一の個展となっています。
それにしても露出の少ない芸術家ですね。いかんですね。
まるでライチョウのようですね。
ともあれ
西日本の皆さま、お初です。どうぞご高覧ください。

もうすぐですよ。
posted by 前川秀樹 at 08:10| 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月11日

2010 前川予定

いまさらながら。

前川秀樹 前川千恵、

2010年の展覧会、ワークショップ予定です。

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3月27日〜4月11日

・前川秀樹「像刻作品展」 於 広島 ギャラリーたむら

 新作約15点、東京に比べてちょっと展覧会規模は小さいですが、作 品はなかなかの充実度です。現在鋭意制作続行中!詳細は近日。

4月11日 6時〜

・首藤幹夫スライドショウ&前川秀樹トークショウ
 於 茨城 結城 カフェ・ラ・ファミーユ にて。
 昨年のDEE’Sでのイベント。ご好評につきバージョンを変えて再 び。trico!さんの生演奏もまたまた聞けます。詳細は近日


4月17日/18日

・前川秀樹ワークショップ 「木偶の棒」 
 於 東京 DEE’S HALL
 はい、恒例ですね。まだまだやります。詳細、お申し込みは3月頃
 DEE’SのHPにて 定員制です。

5月22日〜29日

・前川千恵 奥澤知恵子 2人展「コーパルの穂波」
 於 東京吉祥寺 ギャラリーfeve
前川千恵は鞄、奥沢知恵子さんは衣服 詳細は追って。

9月13日〜18日

・前川千恵 加藤希久代 2人展
 於 東京青山 ギャラリーワッツ
 鞄と衣服  詳細は追って。

10月 (詳細日程調整中)

・前川秀樹 ワークショップ「木偶の棒 in 高松」

 昨年の高松桜製作所でのワークショップ。ご好評につき第2回 開催 決定です。


現在のところ、決定済みのものはこんなところです。
結構いろいろありますね。今年もがんばって乗り切ります。 
とりあえず早く春が来ないかなあ。
posted by 前川秀樹 at 19:31| 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月27日

御礼!ウルゲル終幕。

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お祭りが終わりました。
ほぼ毎日僕自身も会場に立ちましたが、こんなことも初めてです。
沢山の人たちが、この場所を通り過ぎて、また再び3たび立ちよってくださいました。
物珍しそうに像刻の顔を長い時間覗き込むさまや、
本、VOMERを手にとってくださった方たちの顔を見ていると、

街道や文化の交わるところ、雑踏、異文化への驚き。
交わされる言葉。

この東京の小さな場所が、まさに、今回僕がイメージしていた
、中央アジアのどこかの町の片隅の風景のように思えてきました。

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手間暇かけた「術」のかけがいがあったというものです。
お会いできた方、お話しできた方。
いっぱいいっぱいで涙目で外のベンチで放心なさっていたあの方。
サインを入れさせていただいた本を手にお帰りになられた沢山の方々。
ずっと思いを募らせて、とうとう像刻作品を今回求めてくださった方々。

そうして何よりも、ヴォメル、ウルゲル。
双方のために、準備からずっと携わってくださった方々。
それぞれの立場から、最大限の力でお祭りを盛りたてて、
自ら参加してくださったこと。
これは何よりも代えがたい宝物です。

皆さまとの出会いと期待とお心遣い、そして御助力に
心より感謝をいたしたいと思います。

大きなお祭りが終わって、がらんとしたギャラリー。それに土浦のアトリエ。
ふと見るといまだ手つかずで転がる樫の木の丸太。

また彫らねばなりません。

次回は2010年 広島。
そして2011年、再び DEE'S HALL

が控えています。
次回はどんな 「術」を携えて皆さまに相まみえることになるのか、
正直僕自身未知ですし、楽しみでもあります。
何が埋まっているのか、
こればかりは掘ってみなくちゃ分からない(笑)。

御無礼ながら、
当ブログにて、御礼に代えて発信させていただきます。

心よりありがとうございました。



posted by 前川秀樹 at 11:52| Comment(2) | 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

つなみのひ

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約1年かけて、少しずつ少しずつ、我が家の2階のかなりの容積を
占有し続けてきた、像刻たちが、
今日、ぽっかりとなくなった。

そのうつろは
知らないうちに少しずつ満ちてきた潮が、一気に引いたみたいで、
津波の前兆にも思えた。

そうして今日、
昼前に、展示作業を続けていた、DEE’Sに
本が、
VOMERが届いた。

しかし、いくつもの包みはすぐに開かれることはなく、
皆で、展示作業が終わるまで。
と我慢をして、作業は続けられた。

真新しいインクのにおいと、手に触れるなめらかな背表紙と美しい色。
それに触れたのは日も傾き始めた、3時になるころだった。

山あり谷あり。七転び八起き。暗中模索。
チームで挑んで、やっと手にする1年間の実り。
本当に沢山の人たちにかかわっていただいた。
楽しかったなあ。
あんなに満ち足りた本気の遊びを
僕らは一生のうちに一体どれだけできるだろう?

その感慨の波がつなみの第1波だった。

しばらく、見入った後。
改めてまた、あるべき場所に居並ぶ像刻たちのさまを眺める。
ああ、たくさん作ったなあ。
あれを彫ったころは確か、ヒグラシが鳴いてた。
落ち着いて、静かに静かにやってくる、第2波。

そして、
明日。「ウルゲル」初日。
今年一番の寒波とともにやってくるであろう第3波。
来てくださる人たちからどんな波が返ってくるのか。

後は僕はちょっと高台に避難して(笑)
沖を眺めて、
やってくる波を待つのみだ。
不安と期待と。
準備万端。

ウルゲル。開演です。
どうぞご覧あれ。



posted by 前川秀樹 at 22:33| Comment(2) | 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月15日

12月像刻展のお知らせ。

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お待たせしました。
DEE'S像刻展です!


今回のタイトルは 「ウルゲル・ulger」

交わる街道、雑踏。草の海を吹き抜ける風。
混じりゆく文化。夜な夜な歌われ続ける、民族の叙事詩。
古い古い革表紙の本の、銅版画の挿絵のような、
そんな懐かしくもドキドキする展示をしたい、
と、現在僕はイメージを膨らませています。

像刻点数は過去最多の45点を予定しています。
会期途中、一部入れ替え展示をします。

1回目「イーファ」、2回目「水源」、
そして第3回「ウルゲル」

今回、これまでとはまたまったく違う作品も作りました。
自分で言うものなんですが、
かなりいいですよ。(笑)

何より今回は、初の像刻本「ヴォメル」も会期中先行発売。

と、盛りだくさんです。
DMやプレスリリース、本のフライヤーと、すべてデザイナー関さんに
丸投げで、お願いしたのですが、どれもとてもとても美しいです。
発送せずに持っていたいくらい(笑)


さらに会期終了後、26日には、ヴォメルのカメラマン首藤幹夫さんのスライド幻燈ショウ&前川+メンバートークショウ
なども予定されています。(これについては追って詳細をお伝えします)


とにかく2009年の締めくくり。
存分にお楽しみいただけることうけあいです!

はい、PRここで終わり。

こんなふうにPRするとまるで、
作品も展示プランも、
すでに完璧に出来上がっているかのような錯覚に僕自身陥って、
なんとなく気を緩めてしまいそうになるんだけど、
いやいやいや、
現実はそんなわけはない。
現在修羅場真っただ中です。進行中です。
腰も痛いし、右腕も肩もガッチガチの状態です。
が、そんなことは言っていられないのです。
初日まで今日できっかり1カ月。
追い込みますよ。
まだまだここからです。


乞うご期待です!



posted by 前川秀樹 at 22:25| Comment(2) | 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月13日

展覧会折り返し。

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前川千恵個展、
ご来場感謝。

ようやく折り返しです。
展覧会期間は短いのですが、作品を作って準備しているサイドにとっては、ずっと何カ月も続いてきたことなので、
 あえて、ようやく、なのです。

幸いの晴天で、FU DO KIの広いテラスにもとてもいい風が吹いているようです。

最終日の水曜日は17時までとなっています。
皆さま残り数日ですが、よろしくお願いします。

posted by 前川秀樹 at 11:29| Comment(0) | 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月06日

前川千恵作品展お知らせ。

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あ、雲がナイキだ。


 今月も暑い中、珍しい人、久しぶりの人。ルビジノでお会いできました。


さて、前川千恵作品展のお知らせです。

さまざまにペイントされたトートタイプの革バッグを中心に
アクセサリーなどにもチャレンジしています。

個展としては都内では初めてです。

期間は 

9月10日(木)〜16日(水)span>

場所は

ギャラリーFUDOKI

現在猛烈制作中です。うちのなかは革だらけです。
というわけで、9月のルビジノはその寸前の日程となりますので、
準備のため、誠に勝手ながら、御休みです。
よろしければみなさま、個展のほうにおいでください。
posted by 前川秀樹 at 08:15| Comment(0) | 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

2009年、前川秀樹予定

新年明けて早10日が過ぎようとしています。
遅ればせながら皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、確実に決まっているのは非常に少ないのですが、
以下前川、今年の予定です。

2月 12.13日   水戸見川小学校にて、ワークショップ。

3月 20(金)・21日(土)  ワークショップ DEE'S 木偶です。

10月 10(土)・11日(日) ワークショップ DEE'S 内容未定です。

12月某日 前川秀樹 初作品集発売予定。
 
12月 16日〜23日  「像刻展」DEE'S 第3回です。


こんな風に書くと、え?こんだけ!?
と思ってしまいますが、これでも結構大変だなあ、と思っています。


おなじみDEE'SでのワークショップはDEE'S HPにておって参加者募集が
あるはずですので、お見逃しなく。

改めて書き出してみるとおおよそこんな風です。
皆様どうぞよろしくお願いします。


posted by 前川秀樹 at 09:04| Comment(4) | 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月16日

集う4少年

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え!? 昨夜徹夜?
オーナーの正木さんと参加者の猿山さん。

僕が名古屋に着いたのは、初日のオープン1時間前の午前11時。
ギャラリー展示のほうは、ずっと準備をしてくれて、
とうとう前日の展示作業は日にちをまたいだらしい。
ポスター、案内状、会場のキャプション類制作、オリジナルのBGMまで今回に合わせて一手に引き受けてくれたのは、参加者でもある猿山さん。正木さんにスタッフの皆さん。御苦労さまでした。


本当に頭が下がります。
お疲れ様でした。感謝です。

聞けば井藤さんも辻さんも、ご自身のプライベートなハプニングや体調の不具合などをかかえての展示作業だったらしい。
みんな満身創痍だ。

しかし、
名古屋、フィールアートゼロでのオマージュ展。
御蔭さまでとても上質ないい展示に仕上がった。
それぞれの少年性?がうまく引き出され、相まって、
バラバラなジャンルにもかかわらず、テイストのまとまりもある。

そうそう、展示即売会や陳列展示ではない、
小規模とはいえ展覧会の企画展示はこうでなくちゃ。

僕は胸をなでおろした。

初日、翌日、土日だったせいもあって、
たくさんの方々にも来て戴けて、
好調な滑り出しを迎えることができた。

 僕は、大変失礼ながら、ほかの作家のオープニングパーティーというものにほとんど顔を出さない。
自分の個展でもあまりやらない。
目の前の作品の話とはほど遠い、
たくさんのあいさつをしなければならないので、苦手なのだ。
覚えにない相手と近況報告をしあわなければならないので苦手なのだ。
いつもコップ片手に誰かと談笑していないと、
その場でひとりで浮いてしまいそうで、
一生懸命背伸びをして場に参加しようとしている自分を
ちょっと持て余してしまうのだ。

気を使ってなされた展示や魂のこもった作品をバックに押しやって
酒を食らうというのもなんだか少し不遜な気がする。
わざわざ遠方より来てくださったお客さんを楽しくもてなすことができればいい。自分も楽しめばいい。頭では分かっていても、
なぜかなかなか気持ちが前向きになれないのだ。

けれど、今回セッティングしてくれたオープニングは楽しかった。
心のこもった、洒落た料理もおいしかった。
珍しく、来てくれたお客さんとリラックスして話す自分がいた。
こんな場もある。

ギャラリーやそのスタッフの暖かなセッティングや
出会いには素直にただ感謝だ。

オープン初日とはがらりと違う空気で
これから28日まで展示期間は続く。

作品と、来てくれる、観てくれる人との物言わぬ対話が
連日繰り返される。

どんな出会いの報告が聞けるのか僕は本当に楽しみにしている。








posted by 前川秀樹 at 12:03| Comment(0) | 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月11日

今年最後の搬入

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 昨日、ようやく名古屋に、今年最後の展覧会の荷物を発送し終えた。

結局作品数は大小合わせて、新作14点。
精一杯の数。

 ギャラリーフィールアートゼロ、オマージュ4人展である。
実は出来上がって届いた今回のDMを見て、
あれ?
と思った。

始まり初日、13日になってるな???
 
僕は根が思い込みが激しく迂闊である。自慢でも卑下でもない。
ずっと先月から、いやもっと前から 強硬にこう思いこんでいた。

始まりは19日、搬入は18日、19日、18日、、、、、、、、。


マジかよ?
俺のスカタン野郎!この大粗忽者が!
寸前になってのプラン変更!?
しかも1週間も短縮方向で。

自分のせいとはいえ、
締め切りが押し迫って、テンションも上がり、
あれもこれも、とイメージが膨らみ始め、
作品が具体像を結び始めた矢先だっただけに、右アッパーを食らって、膝がガクンと落ちるほどのダメージだった。
急きょ、できることとできないことに作業を振り分けて、
やむを得ずここまで、というゴールラインを引いた。

そんなわけで、ここ2週間は必死で制作に没頭した。
途中、木偶ワークショップなんかをはさんでいたが、
それもどうにか、このスケジュールの一部、と思って乗り切ることにした。

が、やはり寝不足もあって集中力は持たず、いわゆる、
ツメのエネルギーが果てかけたので、
本当の追い込みを前に実は2日ほど、群馬の温泉に逃亡した。
前川秀樹失踪。
のつもりだったが、根が小市民なので、2日目の夕方にはきちんと帰ってきて、夜はアトリエに入っていた。

社会人としてこの場面でその選択はいかがなものか?とも思ったが、
とにかく2日分の作業量を無駄にしても、ここで落ち着いていったん一息つかねば、と思ったのだ。

搬入、展示作業は明日12日。
これも手違いで、僕は明日、どうしても現場に行けず、
ギャラリーのほうにお願いすることになった。
展示指示書付きで。

返す返すも申し訳ない。

13日、初日の朝一番で僕は会場入り。
展示のチェック。

楽しみとそれをわずか上回る不安と。

展示を見て、初日が始まるまで、作家はとにかく落ち着かないのだ。

皆さん、作家はこんな“残念”ですけど、
作品自体に罪はありません。むしろどれもけなげに頑張ってます。
年の瀬、2008年最後の展覧会。
ぜひぜひ、足を運んでやってください。







posted by 前川秀樹 at 16:55| Comment(1) | 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月26日

名古屋4人展 箱、はこ、ハコ、、、

IMG_0001.jpg .



hommage て、フランス語だったんだねえ。
というわけで、
オマージュをテーマとした4人展のお知らせです。

カメラマンの辻さん、デザイナーの猿山修さん、木工作家、井藤昌志さん、それで僕。

それぞれが何に対して?あるいは誰に対してのオマージュ?
を課題として決めて、作品を作ります。
解釈はそれぞれ、ジャンルもバラバラ。どんな作品が集うのかとても楽しみです。


 僕は16年来の思いの相手、ジョセフ=コーネルを選びました。
彼の作品の代表的なスタイル、「箱」をたくさん出品します。
箱作品は、ずっとキチンと挑戦したかったのですが、
コーネルへの思いは強すぎて、なかなか手が出せず。
ワークショップ「記憶の箱」でたくさんの人に作ってもらって実験をしたりしました。(ひどい話だ)

それでようやく少しだけ、心の呪縛が解けて(大げさな、、。)、
今回チャレンジしてみることにしたわけです。
マエカワボックスです。

2008年最後の発表です。
名古屋、ギャラリー feel art ゼロ にて。
12月13日からです。
どうぞよろしくお願いします。
posted by 前川秀樹 at 09:09| Comment(0) | 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月01日

像刻展終了

像刻 DEE'S (93)a.jpg

 ようやくようやく終わりました。
観に来てくださったたくさんの方々に感謝いたします。


また暫くの、仕込みと発酵期間をいただいて、次回は
来年、2009年12月。同じくDEE'Sが決定しました。
また1年半後、
さらによりよくかもされた像刻達を皆様にお披露目できるよう、
作家のほうも気力充分で望みたいと思います。

またお会いできますよう。



ところで、
丁度その展示の最終日に当たる30日の朝。
チャイの散歩の時のこと。

後ろからスクーターが近づいてくる。
うむ?なに奴?

振り返ってみると、地区長のHさん。

「前川さん。」
「あ、はい、おはようさんです。」
「あの〜、三夜さまのところの桜の木が、上のほう、腐ってきちゃったから切り倒したんだけど、使うかな?」
「はいはい!それは使えると思います。ありがたい。」
「あー、そう。じゃ、見に行って見て、返事頂戴。」
「わかりました。どうも。」

三夜さまというのは、いつもの犬の散歩コースにあって、
正確には二十三夜宮という要するに村のお堂のことだ。

なるほど、ちょっと悪くなってるから、倒れそうで伐ったのか。
使えそう。

今回の像刻で、丁度いい桜が無くなっちゃったから、
また自動的に次が補充されているわけね。

しかしこういうタイミングって、つくづく不思議だなあ。
まるで誰かが上から見ていて、
あ、そろそろこいつのところ手元に無いぞ、サボらないようにこのあたり早速まわしておいてやるか。
って、配給されているみたい。

というわけで、次はこのお堂で、人々に愛でられてきたソメイヨシノが像に変わるわけです。

搬出開けの昨日は、さすがに1日爆睡でしたが、
もう次にやることがスタートしているようなので、
もろもろ、たまった仕事をやらなければ。

今日は久々の気持のいい太陽ですよ。

posted by 前川秀樹 at 08:25| Comment(1) | 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月26日

水源なかび

水源0525 (35).JPG

水源0525 (30).JPG 水源0525 (37).JPG 水源0525 (30).JPG 水源0525 (28).JPG 水源0525 (27).JPG 水源0525 (1).JPG

像刻展 「水源」
今日が折り返し。
おかげさまで毎日、予想を超えるたくさんの方々にご来場いただいています。
初日の狂乱は、まあその、例外中の例外というか、まあ。(苦笑)
作家としてはここではこれ以上語れませんが。
正直なところ、大変ありがたくは感じています。

僕自身、1ヵ月半の集中強化合宿のごとき制作の日々を過ごし、
その結露をここ数日眺めていて思うこと。

じっと観ているとなんだかこころがざわざわしてくるなあ、と。
静かでけして安らかで無い何か。
もちろんそれは前回に比べて、
というのも大きいんだけど。
前回は本当に静謐な何かを自身、強く求めていたんだなと、あらためて思い出してしまう。

表現とは何か。
“好きなこと”“癒されること”“心地よいこと”
それらを形にして、羅列するだけでは、
表現とはいえない。と思っている。
そうしたものを形にするだけでは、
単なる自分の嗜好性の幼いカミングアウトでしかないからだ。

出所である自分はそうそう変わるわけで無いから、
すでにあるものがそのすべてのエネルゲンというか、
まさに水源となるわけなんだけども、
ならば、そこに何を込め、何を引っこ抜けばいいのか?
どうすれば、自分では無い他人に
表現として伝えることが出来るのか?
余計な自分をどれだけ排除できるか?

そうしたことを前回から1年半のインターバルの間、
ず〜〜〜〜と考えていた。

そうした数え切れない問いかけをイヤというほど繰り返し、
問いかけがあるリアリティを持って、その場所に、今、
出現して、
初めてそれらはアートたりうるに違いない。
とそう信じている。
少なくとも今は。


結局、そうしたことは“解決”できるものではなく
自分に出来ることはその時点での“判断”なんだな、とも思う。

ああ、マジメになりすぎてるな。
やだやだ。
ブログで書くようなことでもないな。

まあ、ギャラリーという場所では、
観てくださる方々には、
そうした作家の七転八倒は
遠い忘却のかなたにおいて、
ちょっとだけ深呼吸して
自身の目で観ていただきたいかな。

とは正直思う。

明日から後半。
後4日で、展示は消えてなくなって同じ空気はもう2度と無い。
お祭りみたいだな、と毎回思う。







posted by 前川秀樹 at 20:02| Comment(1) | 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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