2016年08月10日

旧交、なのか?そうでないのか?

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posted by 前川秀樹 at 22:45| 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月18日

そらから。

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ついでに故障中のDVDデッキも、直らないかな?
posted by 前川秀樹 at 08:34| 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月17日

北国行 オマケ

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ヒグマ対策。予習だけはした。けど、、、。
怖いものは怖い。

誰知るや 腰振る影に 雨煙る。

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親切な牧場のおやじさん。
明らかな不審者ですが、通報しないでね。
おかげさまで、楽しめました(笑)

匂いフェチ 僕じゃないです 知人がね。

posted by 前川秀樹 at 23:13| 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月20日

市民水泳大会 vol 4 おまけ

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だって、パンツが白い(笑)


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日陰なんて無いので、昨日はスターター係の方は本当に大変だったでしょう。
ご苦労様です。
がまんだ、ガンマン。
イライラしながら、冷たい滴を絞りだそうとさまざまに工夫をする様が、
実験中の、賢いチンパンジーのようでおかしかったのです。
それだけです。すみません。

水飛沫 硝煙の香り 赤い腹 プールサイドで 小ネタをひろう。 

posted by 前川秀樹 at 20:18| 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月26日

ハルチンジ。

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昨日、待ちに待った春一番が吹いた。
気温は土浦でも20度に達した。
ああ、やっと来た。
偽りでない本当の春♪
と浮かれていたら今日は最高気温10度以下。

あ〜あ。ほらな。期待すると裏切られる。
そういうもんだ。

せめて味覚で満喫しよう。
そうそう、これこれ。
うちの定番。
もう、イチゴといえば朝積みのここのイチゴ以上に美味しいのは食べた事がない。
といってもオーバーじゃないかも。
つくばの剥げ鷹プラス(変な名前)農園のイチゴ。
品種は忘れてしまったけど、
この季節の出始めのこの果実の生命力はすごい。
形は不ぞろいだけど、信じられないくらい甘い!香りも強い。

やあ、相変わらずシマズ君いい仕事してるなあ。
イチゴでおなかいっぱいなんて、ほんとに幸せになる季節の味だよ。
ごちそうさま。

農園には山羊がなぜかいっぱいいて。
チエが先日イチゴを買いに伺ったときに
農園主シマズ君から拾ってきたネタを一つ。

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いや、まあね。
そのイチゴの味に勝るとも劣らず、
いろいろとユニークな農園なのです。
posted by 前川秀樹 at 21:37| 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月21日

高松その2

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ワークショップが終わって、翌々日、
夕方の飛行機まで時間があったので
槇塚鉄工所スチールファクトリー
マッキーこと槇塚登君が、イイダコ釣りに誘ってくれた。
彼は今回もワークショップの参加者でもある。

朝6時港で二人で待ち合わせ。
海はべた凪。
船の操縦も彼は慣れたもの。

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ピンク色の玉と鉛のおもりと返しのない針が一緒になった疑似餌を、
船べりから
ぽちゃんと放り込むだけ。
後はそれを、海底でちょこちょこ動かしてやれば、
面白いように釣れる。

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うん、これは、面白いな。
次々かかる。
船が潮に流されて、ポイントが常に移動しているにも関わらず、
どこでも同じようにかかる。

「一体この海の底はどんな状態なんだろか?」

「砂の上に延々とびっしり蛸だらけなんですかねえ、、。」

薄曇りの朝日を背景に、なめらかな水面が極限まで磨きこんだ金属のようだ。
時折、そばを通るフェリーや
本職の漁師さんたちの舟影を眺めながら釣り糸を垂れる。

愛おしくなるいい時間だな。

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アオリイカ

そのあと、向かいの女木島と、男木島の岸辺に近いポイントで
アオリイカにもチャレンジした。
が、こちらは少々テクニックと経験が必要らしく、
マッキーは5杯のイカを釣り上げたが
僕の竿にはとうとう一杯もかからなかった。
これは次の宿題だな、
蛸と海の上ののんびり時間だけで、
僕は十分の大満足。
癒された。いろんなものが洗い落とされるようだ。
ああ、潮(塩)風の御清め効果だったのかも知れないな?

改めて思ったけど、
船って自由だ。
車のように道の上をなぞらなくていいし、
渋滞もない。
燃料を入れてやれば、
沖に見えるあの島にもその向こうの島にも
好きな時に行ける。好きなところをたどって。
食べ物もこうやって手に入る。
もちろん海や風の危険とは隣合わせには違いないけど、
その緊張感が逆に
自分の皮膚が作りものでない“世界”に今、直に触れていることの
証ともいえる。
そうそう、世界に触れるのに、本来そんなに大したプロセスや
誰かの許可は必要ないはずなのだ。
ちょっとした約束事を忘れずにいさえすればいいんだな。
子供の時は誰でもそうだった。

おかげで、
海の上で僕の頭も不思議に冴えた。
新しい作品のアイデアもちょっと浮かんできたので、
家に帰ったら忘れないうちに形にしよう。

毎度のことだけど、
マッキーいろいろとありがとう。
すごく楽しかったですよ。
送ってもらった新鮮な獲物は早速美味しく頂きました。
イイダコもさることながら、アオリイカの刺身ってものすごく美味いね。
いままで食べたイカで一番甘くておいしかった。驚いた!

posted by 前川秀樹 at 08:05| 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

10月末日朝3時起き?

夜明け前。家から1時間余り車で走ったところにある
大洗港へ車を飛ばす。


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朝5時。
常連の鈴木さんに連れられて、
乗船名簿に記入。お支払いを先に済ませる。
スズキさんは、僕のプール仲間で、還暦を迎えるものの、いまだアウトドアなんでも来いの元気なナイスガイだ。


「え、そちらさん初めて?スズキさんのツレなら安くしておくよ。」


親切な感じのおやじさんだなあ。この人が船頭さん?

それにしても、いろんな意味で面白い体験だった。
船釣りなんて、子供のころ数回、瀬戸内の穏やかに凪いだ海に、
知り合いの漁師さんに連れて行ってもらったことがあるくらい。
それも、
船外機のついた、小さな船のヘリから糸を直接垂らして、
ベラやメバルなんかを釣る脈釣りだった。
の〜〜〜んびりした空気が好きだったのを覚えているくらいだ。

釣りなんておおよそそんなもんだと思っていた。
ほんの数日前までは。

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しかし、初めての太平洋(そとうみ)の洗礼はあまりに厳しいものだった。
船のヘリから見える波がしらが高い!水平線が水平じゃない!?
借りた雨合羽と救命胴衣の意味がいやでもわかる。
下手に竿を置いて狭い甲板を移動しようと、足元を見ようものなら、
たちまち吐き気が襲う。何よりバランスがとれず転倒は目に見えている。
だからとにかく出港から帰港まで数時間、基本、自分の持ち場の船べりから、
動くことは難しい。

そんないろいろな初めてのことに、
体中の神経を必死に分散させ続けた結果、
魚がかかった時の喜びやスペシャルな瞬間は
いつしかすっかり埋没してしまうのだ。

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スズキさんの雄姿。腰の入り方がまず違うんだな。

へろへろになった僕の体の真後ろから
船頭さんのホイッスルの音が響く。
ぴょろー!右舷左舷合計10人がの動作が見事にシンクロして反応する。
錘着底と同時に
6回巻き上げ再びしゃくりを開始!

あの、これ、
一体何工場?

とか考えるとまたおかしくなってきて、
僕が脳内に逃避して遊び始めるころ
自分の竿にぐぐいい!とヒット。
お!大きいぞ。イナダかワラサか?
という未知への期待が、
疲弊した体をまたちょっと元気にしてくれるから、

これが見事に飴とムチ効果なのだ。

船頭さんは、とにかくこまめに魚群探知機を見てふねの移動を繰り返す。
ああ、いつこの船の舳先が、遠くにかすむ大洗港を向くのかなァ、、。
なんて申し訳ないことばっかり僕は考えていたんだけど、
船頭さんにしてみれば、この悪条件の中、
明らかに不漁の日に、僕らに1匹でも沢山釣ってもらおうと
時間いっぱいまで必死の工夫をしてくれてたんだなあ。


「昨日ならもっとよかったんだがなあ、、。悪い時に来たね。お客さん。」

港に着いて、残念そうな感想を漏らす船頭さんの言葉を聞いて
僕はそう思った。
そしてその時にしてさらに気がついたことは、
なんていうかつまりこれは、
漁労長の主催するワークショップだったんだな。
ということ。

いえいえ、漁労長。決してそんな残念なことなかったですよ。
ものすごく貴重な初めて体験をさせていただきました。
海がとてもよくわかった気がします。
あ、でももうちょっと早く切り上げてくれたなら、
僕は今頃また別の感謝を漁労長に抱いてましたけどね。(笑)

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これから冬に向けて、
獲物はイナダから、ヒラメに移ってゆく。
大洗に行った翌日。
気温はぐっと下がった。
木枯らし1号が吹いたそうだ。

あれより過酷の度合いは間違いなくさらに増す。
しかし、すごいよ。鈴木さんもほかの釣り客も。
また来月行きそうな勢いだったもん。

味のしみ込んだイナダの味噌漬けの香ばしい焼き色を口に含んで
ぼんやり思った。

自然は大好きだけど、僕はやっぱりインドアだなァ。
そこは微妙に矛盾はしてるんだけどな。













posted by 前川秀樹 at 13:45| Comment(2) | 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月05日

しつこく北海道オマケ4コマ その3

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ほんとに出ます、場所を選ばず。
“生”「なんでやねん!」 

 小樽、北海道滞在中初めてで唯一の一人きりの一日。
海歩きと街歩きの時間を取ることができた。
小樽の街で晩御飯も一人。
さて、何を食べようかな、、、。どれもおいしそう、、、。
と迷ったんだけど、
せっかく海辺の町だし、魚が美味いらしい、
よし、寿司にしよう。
何軒もの鮨屋が軒を連ねる通の1軒の暖簾をくぐる。
なるほど、新鮮、北の魚はうまい。
うれしくなったので、下戸の僕は滅多に頼まない熱燗を1本。

 カウンターの席に着いてからずっと気になっていた、
同じカウンター並びの年配の4人組。2組の夫婦らしい。
関西からだろうけど、大阪かなあ、神戸あたりのイントネーションかなあ、、、。

関西育ちの僕。
ボケ、突っ込み、のそのテンポが懐かしかった。
そうそう。このかけあいのテンポとイントネーション♪

マダムの片方、
カウンターの中の板さんに、向かってボケる。

「ほなら黒で!」

板さん、苦笑い。
そりゃ、そうだな。
ここは小樽だもの。


たぶん地元関西なら、隣のマダムの、なんでやねん、
の突っ込みより早く
カウンターの中から活きのいい切り返しがくる。

「へい!おおきに!黒1本。今日のは時価300万円なります!(笑)」

ははは、目に浮かぶ。
そこでマダムは〆にこう返すんだな。

「マグロとちゃうがな!(笑)」

僕は聞き耳を立てながら
そんな一人シュミレーションをしてほくそ笑む。
それでまたゆっくり品書きを見直して、

「ヒラメとハッカク、あったら握ってもらえます?あと、出し巻き卵。」

なんて注文してみた。

昼間に見たフゴッペ洞窟の館長さんのことなんかを
思い出しながら。
お一人様、ちょっと贅沢幸せ夕食だったなあ。






posted by 前川秀樹 at 21:29| Comment(0) | 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

しつこく北海道オマケ2コマ その2

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 ほんとにもう、いろいろ戸惑いを覚えられたことでしょう。
基本、ぼくぼうっとしていること多いので、
不意のボケの数々に付き合ってくださって、本当にありがとう、Mさん。
これはもろもろ終わって、
旭川からようやく札幌まで戻ってきた夕方のことでしたねえ、、、。
posted by 前川秀樹 at 12:35| Comment(0) | 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

しつこく北海道オマケ4コマ その1

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 愉快な子供って毎回少なからずいるもんだけど、
この彼はちょっとおもしろかったかな。
一心に作る姿は6年生にしてすでに親方の風格(笑)
posted by 前川秀樹 at 12:27| Comment(0) | 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月23日

もひとつ青森にて

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桜祭り。桜、綺麗だったなあ、、、。
向こうから並んで歩いてくる地元の中学生っぽい女の子二人。
あんな立派なりゅう金何処で買ったんだろう?
金魚すくいってサイズじゃなかったしなあ。

それより、彼女の中で、“野生”の対立項ってなんなんだろうな?
人工?人造?養殖には考えが至らなかったのかな、、、、。
うーん、ともあれ
素朴でカワイイボケございました。
posted by 前川秀樹 at 23:38| Comment(2) | 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月02日

もんごる。

師走だというのに、日光浴。
暖冬だといいなあ。

アサショーリューももんごるから帰ってきて謝った。
今日の同じもんごる出身の白鳳との一戦では見事白星。

強いヒールの復活はまあ喜ばしいことだな、とりあえず。

もんごるといえば、、、、。
ずっと昔、バイトの休憩中のこと。

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たわいなくもかわいい間違いでした。

「モンゴル」という言葉の響きはなんか遊べそうで昔から好き。

動詞にありそうでしょ?

「ちょっと昨日モンごっちゃってモンごっちゃってまいったよ。」

「(笑)おいおい、人前でそんな大声でよせよ。」


とか、

「タケシ!もんごるのもほどほどにしなさい!」

「うるせえ!おれには俺のモンゴリ方があるんだ!お袋にわかってたまるかよ!」

とか、(タケシさんすみません。)

「えー!もうちょっとでもんごるところだったのに〜〜〜。」

「まあ、世の中そんなもんだよ。また次があるさ。」


とかね、、、。
だからなんだっていわれればそれまでなんだけど。

でもきっとモンゴル帝国もチンギスハンのモンごり過ぎが主な原因で衰退の一途を辿ったに違いないんだ。
肝に銘じて気をつけねばな。(笑)

ちなみにジンギスカン鍋は戦中戦後の日本の東北地方あたりが発祥だそうですよ。
posted by 前川秀樹 at 18:19| Comment(3) | 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月30日

時差にぼけぼけハリケーン

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丁度ポンピドーでジャコメッティをやってた。すごかったなあ。
あらためて。

 帰国して二日。

パリは願いむなしく酷いグレーヴ。
地下鉄もバスも朝のうちだけちょろっと動いて、
後はほぼストップ。車で道は大渋滞。交通事故、火事続出。
ポリス大忙し。

タクシーなんて来やしないもの。
うーん。
結局歩くしかないか。の毎日。
おかげでパリの街からは一歩も出られず。

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時差ぼけも今回はなぜか酷い。
眠気に悩まされながらも、ただでさえ短い冬の日中時間。
もったいないから歩く歩く、、、。
普段車ばっかりなので、ある意味健康的な毎日。
バゲットもカマンベールもサネクテールのチーズもおかげで美味しい。
ムールは2回も食べたし、生牡蠣もひょんなことからご一緒した
Yさんにご馳走になって味わった。
おまけに毎日身の回りで拾ってくる材料で
制作なんかにも精を出した。
あれ?それなりに充実していたんだな。
これで国鉄さえ動いてくれていれば、、。

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期間限定の我らの住処。というより巣。

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今回は今まで前を通り過ぎるばかりで、
はいったことの無かった小さな教会にもこまめに、詣でてみた。
何処に入ってもため息。これを石で、600年前に、、。
シテ島のノートルダムはまあゴシック寺院の女王だし、
大好きなんだけど、
人が多すぎていかんです。
朝早くに行かないと大変。

いつものように蚤の市ガラクタも食料も素材も買いだめ。拾いだめ。
来週には25キロの箱が二つ茨城に着く。
楽しみだなあ。
それにしても眠い。

いやいや、
明日からルビジノ。
今日はその準備。
日本に居ない間にルビジノの庭が化粧直し。
今は見事な秋色。
今日は天気があいにくだったけど、
ちょっとその色に感動してしまいましたね。

今月いらっしゃる方、必見です。





posted by 前川秀樹 at 21:54| Comment(3) | 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月16日

痒みバイバイ。

 10月も半ばを過ぎたというのに、まだ蚊が元気だ。
家ではまだ蚊取り線香が手放せない。
一体どうなっているのか、、、。

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posted by 前川秀樹 at 14:16| Comment(2) | 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

腹痛?

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 あれ?妙な場所が痛いぞ?
右の肋骨の一番下のほう。おさえてみるときりきり痛い。
いや、じっとしていても痛いぞこりゃ。
今朝からだ。
そういえば昨日あたりから、胃も重くって
なにやらみぞおちの辺りに雨雲が渦巻いているような感じだった。

外は真夏日。
台風の影響か、昨日から湿った強い風が熱波のごとく吹き荒れている。
なにか悪いものでも憑いたかね、、?

 結局午後になって、耐え切れなくなった。
しかし、明日締め切りの仕事がある。
明日は東京で打ち合わせがあるので、 
どうしても今日のうちに済ませたい作業があったのだ。
が、痛くて、重くて、どうにもこうにも。
迷った挙句、休日診療の医者をツマに探してもらうことにした。
見つかったのは市内の内科。

長いこと待合室で待って、採血をして血液検査。
さらにしばらく待ってようやく名前が呼ばれた。

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 先生は若いが、この古く立派な医院の院長先生らしい、
全体になんとなくつるり、としたゼラチン質のような質感で、
ぴっちぴちに太っている
しいて言うなら生まれたてのおたまじゃくしに似ていた。


大丈夫かなあこの先生で、、、。
おたまじゃくしは手元の僕の血液検査表を見ながら、
やけに人懐っこい語り口調で、
たずねてきた。


「何だこりゃ、肝臓の数値が変だね。あなたはお酒飲みそうだね。」

「飲みません。」

「あ、そう、、。」

「お昼ご飯は食べてないよね。」

「パスタを食べました。」


「あ、そう、、、、。
いやあ、、なんだろうね〜。胆石かなー。僕もね、前にやったんですよ。尿管結石。でもね医者仲間には笑われちゃってね。ほら、結石じゃあ死なないから。ぽろんてね、出ちゃえばそれでね。HAHAHA。」

ぽろんてね。じゃないだろう!ジョークのつもりかあ!
今はとにかく痛いんじゃい!和むかあそれで!
この先生大丈夫かな?ちゃんと説明してくれよ。

そしてエコーマイクをごりごり当てながら、
「脂肪が邪魔でよく見えないなあ、、、。うーん、脂肪が、、。エコーには石は写らないなあ、、。いや、ほら僕もね、内臓にたっぷり脂肪がついちゃってて
エコーのとき苦労するんですよねー。ははは。」

ほっとけ!
脂肪脂肪と繰り返さんでもいい。
おたまじゃくしにいわれたくないわい!

後日ちゃんとした検査が必要らしいが、
今日の診察ではどうやら胆石らしいということで、
判断が下された。

痛み止めの注射と、炎症止めの点滴をしてもらう。
さらにそれから1時間かけて。

 尿管結石というのを実は以前僕も体験したことがある。
今から7,8年前のことだ。
だからまあ、体質的に石が出来やすいのかもしれない。
そのときは原因がわからず半日のた打ち回った。
モルヒネを4本も注射してもらったが効かず。
結局夕方になって、痛みは和らぎ、
当時和式だったトイレで小用を足したときに、
2ミリにも満たない丸くて黒い塊が出てきた。
それこそ、何事もなかったかのように、ぽろん、と。

今回も痛み止めの注射のせいか、痛みは引いてきたが、
石の場所が前回とは違う。
ぽろん、てねというわけには行かないだろう。
いや、それも診察してくれたおたまじゃくしせんせいが、
ヤブでなければの話だが、、。

とりあえず明日は東京に行って、
体のほうは今週中にでも、
もう一度きちんと見てもらうことにしよう。







posted by 前川秀樹 at 22:07| Comment(0) | 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月25日

クマゼミの野心

 お盆を過ぎ、ようやく朝夕涼しげな風が感じられるようになったとはいえ、だ。
連日日中の34度って、なあ、、。
40年ぶりの記録なんて言われても、ありがたくないよ。

そのためか、今年の蝉は夜中も鳴いている。
アブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシにヒグラシ。
蝉はオスしか共鳴板を持っていないから、雄達の鳴き声はつまり

「嫁〜よめ よめ よめ よ〜め〜 こいよ〜〜〜〜〜〜〜。じじじ。」

って言ってるんだろうな。
アブラゼミなんて7年も土の中。
それで短い地上での命を。
雄蝉も大変だよ。


そういえば大阪では今年、クマゼミの大群が電話ケーブルに産卵管を差し込んで、大きな被害が出たそうだ。
東京でも、ここ数年かなり生息しているという話も聞く。
それが、今年、ここ茨城土浦でもいよいよその声を聞いた。
ウシャイシャイシャイシャイシャイシャジジジジジ、、、、、、。
おそらく聞き間違えではないけれど、姿はまだ見ていない。
温暖化の影響か、生息域の北上が進んでいるのだ。
クマゼミの大群がいっせいに鳴き声を上げる様は
せみ時雨どころか、蝉豪雨。
あの、黒漆のようなボディーから繰り出される
強烈なシャワー。
数年後にはここいらでも、きくことができるのかも知れないなあ。

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2007年05月13日

芸術の理解について(2)

 そしてさらにキミちゃんの波状攻撃は続く。


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その言葉の短距離ミサイルの波状攻撃。
破壊力はすさまじい(笑)
自分でもおかしくなって笑ってしまった。




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芸術の理解について(1)

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キミちゃんは、ルビジノ小屋のおとなりにすんでいる。
小屋庭と、キミちゃんの家の畑が垣を隔てて接している。
キミちゃんと呼んでいるけれど、
僕は彼女の苗字は知らない。
彼女は僕の名前も知らない(と思う。)
時々、外にいる僕を見つけては、

「おにーさん、おにーさん!春菊持ってく?今とってやるから。」

キミちゃんの話し方は、ぽんぽーん!っとテンポがいい。

垣を隔てた畑からその場で収穫して野菜を分けてくれる。
美味しくてありがたい。
これまでも時々はぼくも自分がここでなにをやっているのか、
話したりすることはあったけれど、
中まで見に来てくれたのは、このときが初めてだったのだ。

ひとしきり感心した後、
しかしまあ、期待にたがわず、
ぽんぽーんと
見事なオチをつけて来るんだよなあ。(笑)



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2007年05月03日

G,Wは出かけるな伝説。

ゴールデ〜ん .jpg

 大型黄金週間は、なるべく家から出ない。
材料などの買い物は、事前に済ませておく。
たとえ絶好の行楽日和でも、人のたくさんいるところにはあまり出かけたくないからだ。
だからなるべくいつもと同じように仕事をする。
東京から大量に人が流出し、また流入する様を
ラジオで聞いて、テレビでその上空からの映像を見て
渋滞のイライラを他人事のように(他人事なのだが。)
眺め、うわ〜!すごいねえ。
とほどほどに驚いてみる。

それがうちのGWの屈折した過ごし方だ。

ちなみに僕がいつも使う常磐自動車道は
福島や、茨城など太平洋岸東北方面から、
東京都内にアクセスするルートであるが、
東名や中央、東北自動車道などメジャーな幹線ルートに比べて、
バカンスシーズンでもさほど、長い車列を作らない。
ほらほら、こっち方面もいいところ一杯あるよ。
何処に出しても恥ずかしくない立派な渋滞映像を見せておくれよ。
三郷料金所を初めとして40キロの渋滞となっております。
とか。
いかにも人気が無いみたいで恥ずかしいじゃないか、
バカンス向きのメジャーなスポットが少ないみたいで。
まあ、マイナーで有名な(?)スポットはたくさんあるんだけどねえ、、。

それでも、
霞ヶ浦の周辺は、今日も県外ナンバーの車の釣り客で
にぎわっていたなあ。
そんなにつれてるふうでも無いけど、
天気の良い湖畔でバーベキューをしながらってのはお手軽なファミリーレジャーなんだな。

明日も僕はラジオをつけて絵を描くのです。






posted by 前川秀樹 at 21:18| Comment(2) | 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月16日

冷や汗温泉

現在作業中である小屋のある場所から、家までは車で約30分弱。
作業を終えて帰宅の途中、たまに銭湯か、温泉に立ち寄ってからかえることがある。

霞ヶ浦を望むとても眺めのいい場所に、つい数年前
日帰り入浴も出来る温泉施設がオープンした。
湯船からの眺めもよく、ロビーも広くてなかなかいい。おまけに利用料金も安い。

つい先日のこと、
仕事を終えてその日も冷えた体を温めようと立ち寄った時のこと。

冷や汗温泉1.jpg
冷や汗温泉2.jpg


体が一気に冷えた。
冷や汗で。

まあ、考え事もしていた。
次の日の作業の段取りなんかが頭を席巻しても居た。

それにしても、いくら粗忽モノのぼくでも、
今まであまりこういう経験は無かった、はず、、、、、。

あの、一瞬の違和感。
あれ?なんか違うぞ?
なにが?
パンツの色か?籠の位置か?
僕、こんなに洋服きちんとたたんで籠に納める人だった?

そんなわけは無いだろう!
お前の腰に在るのはまだ浴室に居るはずの誰かのパンツだ!。

ざざざざ〜〜〜〜〜と
血が引く。うわあ、津波の前ってこんな感じ?

いやいや、逃避してどうする。
あの紋々の殿方のものだったとしたらいったいどうするというのだ!
案外几帳面なヤ関係の方なのかしら、、、。

その間ものすごいスピードの早着替え。
周りを見渡すゆとりさえなく、きれいにたたんで、隣の脱衣籠にいまだほんのり自分の体温の残るパンツをそっと戻す。

そして何事も無かったかのように自分の乱雑な籠から着てきたものを適当に身に着ける。冷や汗は止まらない。
靴下なんかはかんでもいい!

そそくさとぬれたタオルを引っつかんで、その場をあとにした。
逃げるように、ではなく、明確に逃げたのだ。

ああ、せっかくののんびりタイムが、、、。
なんてしょっぱい一日の終わり方、、。

それと、あの浴室に居たどなたか、
もし、あの後すぐに、新しいご自分の下着をお召しになって、
自分と同じように若干の違和感をお感じになったなら、それは気のせいいだと、お忘れになったほうがいいですよ。

それでも一応、ごめんなさい。
この場にて謹んで陳謝させていただきます。
posted by 前川秀樹 at 21:39| Comment(0) | 粗忽の庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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