青山、DEE’S HALLでのワークショップ。
「スプーンを作る」が終わりました。
最高の秋晴れ。
今回も楽しかったですよ。
参加者の皆様、土器さん、お疲れ様でしたー。
最初のレクチャー。こんな皮のついたままの丸太から、彫れるの?素人が?
心配しても仕方が無い。とりあえず半信半疑で手を動かさねば。
前川の巣。
とにかく楽しみな、土器さんのお昼ご飯!バイキングワンプレートランチ。美味しい。
唯一手を止めて、歓談の時間。午後の部の燃料を補給です。
写真では長く苦しい道のりをスキップしちゃってますが、ほらね、ちゃんと立派に出来たでしょ。
講評会というか感想話の時間。
どうにかこうにか完成までこぎつけた自分をほめてあげて下さいね。
木も、木偶のときよりさらにしっかり乾燥していて、堅かったですからね〜。
こうして並ぶと、なかなかそれぞれ味がある愛しいスプーンなのですよ。
プリミティブ派、デザイン派、ナチュラル派、ETC...
なんとなく、自然と系統が分かれてしまうのが不思議です。
20日、21日と最高の秋晴れのもと、スプーン講座が無事終わりました。
前回、今年の3月の同じくDEE’Sでの「木偶つくり」に引き続いての「彫る」シリーズ。
初顔合わせの参加者の方は半分弱。大半は前回からの連続参加の方々でした。
半年振りに、参加者の方々同士で「あ、どうも久しぶりです。」
そんな挨拶が交わされました。
なんだか、これって、戦友?モード。
まあね、やっぱり二日間慣れない素材とみんなで格闘すれば、立派な戦友ですよ。
はい、今回もまた、戦っていただきます。
同じく、素材は桜と椎です。
木の中では取り立てて、堅い、というものでもないのですが、
昨年の冬に切った枝ですからね、しっかり乾燥が進んでいて、
敵も手ごわくなっています。
一日がんばれば、切り傷多数、手に豆、腫れ。
名誉の負傷の続出。
延々と手元だけを見てなれない刃物を動かす繰り返し。
それでもお昼過ぎ頃には不思議と、それぞれなんとなく
形が現れてきて、そこからはスパート。
ほらね、いつの間にか丸太がスプーンに化けたでしょ?
参加してくれる方々を見ていて僕がいつも驚くのは、
その集中力。
いやあ、すごい。
この人たちは普段、いつ何時もこんな風なのか?いやまさかそんなことはあるまい(失礼)いやいや、でもあるいは、、、。
何しろ中学時代、「注意力散漫男」「集中力欠落男」
と担任から呼ばれていた僕としては、驚異なのです(笑)
もっとも僕はその代わり「散漫力」や「拡散力」に充ちていますけど(笑)
土器さんの滋味あふれる大皿料理のお昼、
今回も本当にご馳走様でした。
珈琲とスイーツ付きの講評会なんてのも、大人っぽくて、すごく好きです。大人だなあ。
講評会の前に甘いものを摂取すると、
僕の場合テンションアップ。
その割りにコメントはカミカミですが、
本人はたくさんの作品を前に実はすごく気分がいいのです。
ワークショップの基本は「場と時間の共有」
ですので、その時の雰囲気は、
その場にかかわったすべての人が作るものだと思います。
今回もそういう意味では、おかげさまでとてもいい雰囲気の中で時間を過ごすことが出来たと思います。
次回のDEE’Sワークショップは、どうも6月あたり、、、。
のようです。
あ、その前に5月に個展、像刻展が控えています。
作家としてはそれは気合を入れてがんばらないとなりません。
ともあれ今回場を共有してくださった皆さん。
心よりありがとうございました。
またお会いしましょう。
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前川マジックで“かっこいい”スプーンができとても嬉しいです。
戦友との再会も嬉しい出来事でした。
オヤジのスプーンですが今朝気がついてみると子供の武器になってました(笑)
こちらこそご参加ありがとうございました。
そうですか、さっそく子供の武器に(笑)
二日目の第2作目、オヤジスプーン。薄くて堅くてそういうかっこいい魅力ありましたもんね。でも「ふーん、、、、。」よりは受けたわけですね。
よかったです。またお会いしましょう。