
一月余りも更新をサボっていた。
その間にすっっかり本気の夏になってしまった。
茨城どころかここ数日北海道でも35度の猛暑日だ。
梅雨らしい日が全然ないよ。
さて、2017年度
いくぜ東北は6月の初めのこと。
個展が終わってすぐに発った。





いつ来てもいいなあ、この人っ子一人いない”果て”の感じ。
こんなにいい天気なのに釣り人さえ居なかった。



今回も岩手で仕事のあったサンペイタクローくんと津軽で合流。
いつも用意のいいサンペークン。
今回はなんとドリップコーヒーと即席ティラミス。
浜でこんなコーヒータイム、なかなかないな。



津軽平野の海のすぐ近くで湿原地帯が広がっていて、
ニッコウキスゲが満開だった。
高原の花だとばかり思ってた。




今日は空が今ひとつ。梅雨の走りかなあ。




ここまできたら海のもの味わわない手はないでしょう。
五所川原にきたらば毎回立ち寄る居酒屋さん。釣吉
新鮮、大盛り、3人できたからってうっかり3〜4人前の刺身盛り合わせなんて頼んだら
大変なことになるのは学習ずみ。
少なめで適当にお願いして、おじさん達にはちょうどいい量。
素晴らしいコストパフォーマンス。
ごちそうさまでした。今度もまた来ます。


津軽富士 岩木山。
女の人の横顔に見える。
ご当地富士はどこも地元の誇り。
蒼天を引き連れて彼女も今日は誇らしそう。
また今度。

ちょっと南下して、こちらは出羽富士 鳥海山
秋田はもう25年ぶりくらい。

今日は某鉱山跡地で水晶探し。
広大な採石処理跡の斜面を登る。
人間はへばりつくのがやっとなのに、さすが4つ足動物だなあ。
ニハルは上へ下へと躊躇なく駆ける。もう大喜び。




傷だらけのものばかりでそんなに綺麗なのはないけど、いくつでも見つけられる。
中にはいいのがあったりして。
暑かったけど沢の風が心地よくて良いところだったなあ。




初夏の東北。峠には残雪。平地はキスゲ。
風景の多彩さといい、たまに触れる人柄といい、
なんともしれない魅力がある。物語がこの広大な陸奥の地から生まれてくるのがわかる気がする。
僕が知らないだけで、何ヶ月も雪で隠されてしまうんだもの。
この景色が。
風景のオンとオフの落差が劇的であることもその大事な要素かのしれないなあ。
岩手も行きたい。宮沢賢治の故郷。
次の、いくぜ東北!はいつにしようかなあ。