2016年08月10日

0.3回夏軟美(仮) 終了


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ルビジノでの、軟式美術部(仮運転) 第0.3回は、
美術部らしく クロッキーをやりました。

一番暑い8月、ルビジノには冷房器具は皆無、熱中症もこわい。
でも、季節に一回のペースは崩したくないし、
満開の蓮畑は是非見てほしい。

木陰でなら工夫すればなんとかなるかな、と考えて、
頭よりも手を動かそうとクロッキーにしました。

今回参加してくれたのは9人。初めて参加してくれた方が一人。
毎回誰かしら新しい人が居るのが嬉しいです。

僕を入れて10人が、交代でモデルをやりました。

クロッキーはスケッチと同様、素早く対象の特徴をとらえシンプルな線で、
紙に書き写すという一つの技法です。
動く対象、主に人や動物を描くときに用います。
動くものですから、フォルムよりもフォームを捕えることを目的とします。
デッサンやドローイングに比べて、立体感やボリューム、構図なんて後回し、
とにかく素早く。

木陰とはいえモデルさんも描く側も集中力はせいぜい10分。
慣れてくれば8分、5分、とさらに難易度をあげてもいいかな、と思っていたけれど、
実際は10分でもなかなか。

それでも皆さん、不慣れながら、
5枚目を越えたあたりから無駄が減って徐々にスピードが少し上がったような気がします。

目で見た対象を脳で認識し、手元に再構成する、という脳と身体のサイクルは
造形、絵画の基本なので、数をこなして、出来るようになればいろいろ表現の幅が
格段に広がるものでもあるんです。
習うより慣れろ、がクロッキー上達の基本です。

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幸い、風があって適度な涼が得られはしましたが、
とは言えさすがに不慣れは疲れますし、飽きるんです。
なので午後からはちょっとペースダウンして、

前回シュルレアリスム遊戯の中で行った、
「優美なる死骸」のドローイングバージョンを試しましたよ。
座って出来るしね。
参加者がばらばらに描いたものをもう一度繋げて一枚にします。

これが1枚目。

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はい、シュールです。となりの人のものと、上手く繋がりを持たせるコツをこれで学習してくださいね。


で、2枚目


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だんだんわかってきました。

本日最後がこれ。

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なんじゃこれ?(笑)程よく妙ちきりんな作品になりました。ちょっと線が増えすぎかな。
自分の読みや予想といったものを、他人の手と脳が上手くひっかきまわしてくれる。
全然別のイメージ同士の出会いで、まるで予想外の文脈が突然現れる。
これがまさに、「手術台の上のミシンとこうもり傘の出会い」です。

これもまたクロッキーと同様、単純な線の表現の方が面白いんです。


夏軟美、暑い中それでもどうにか出来て良かったです。
今回は実に部活動的でありました。

さて次は11月。 秋軟美ですよ。
また詳細、内容、折に触れて告知いたします。


その前に9月24日25日の木偶講座がありますね。今月末に募集開始です。

皆さんお疲れさまでした。



posted by 前川秀樹 at 14:39| ワークショップ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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