2007年05月19日

ぴよスケ

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 今、うちにメジロの雛がいる。 

つい1週間ほど前のこと、ルビジノ小屋の前の道に出たところで、目の前に、ひらひらひらっと僕の視界を斜めに横切る物体。

地面にうずくまるそれはまだ尾羽の生えていないくすんだ草色のヒナだった。
近寄ると、以外にすばやく羽ばたいて(というよりハネらしきものをフル回転させて)地面すれすれを水平に逃げる。
上昇はまだ無理らしい。

ああ、これはちょっと巣立ちには早いか、、。
でもこういうのは手を出さぬほうが良い。
このまま猫のご飯かなあ、
後ろ髪は引かれたがそのときはそのまま通り過ぎた。

暫くして気になって見に行ってみると、道路の脇の竹垣のふもとにまだいる。
鳴き声がしないので、親がえさを運んでいる気配も無い。

仕方が無い。
情が動いてしまった、立てかけてあったタナゴの網で捕獲する。

産毛は半分くらい抜けて、羽が出来かかっている。
何より元気だ。
なんだかこれなら大丈夫そうな気がしたので、
例によって、ホームセンターで、ヒナの練りえさ、水遣り、竹篭を買ってそのまま、つれて帰った。

幸い、程なく落ち着いて、耳掻き棒の上に載せた練りえさを、がっついてくれた。
近づくだけで、前身を震わせ、まだ端の黄色いくちばしをこれでもかというくらいに開いて、えさをねだる。
そして朝は5時前には、スロットル全開だ。

うーん、困った。これはかわいい。
いずれ放つのだから、思い入れないように、名前もなるべく適当に“ぴよちゃん”とか“ぴよスケ”と呼ぶことにした。

メジロはその容姿もさることながら、鳴き声も可憐で耳障りが良いので、昔からよく愛玩用に飼われてきた野鳥だ。

ちなみに鳴き声は、漢字で表すと、

「長兵衛 久兵衛 長久兵衛・・・・・・。」

だそうな。

鶯と混同されることも多い。一般的に鶯色といえば、地味な薄茶色のご本家と違って、このメジロの羽色をさす。

なるほどなあ、
ちょこまか動く姿を飽きずに眺めていたら、
つい数日前、足立区に住む一人暮らしの男性が、庭で捕獲したメジロ百数十羽を、アパートの自宅の部屋のケージの中で無許可で飼育していたということで、逮捕された。
そんなニュースがテレビで流れた。

ありゃ、、。

その男性、というか老人。

「女房もいなくて一人暮らし。このメジロが話し相手なんだ。」

とそのわけを話していた。
メジロ女房、ちょっと切ない話だな。

もちろん我が家のぴよちゃんは、自分でえさをついばめるようになったら、また小屋のあたりで放つ予定でいる。
昨日は、初めて小さな水入れで水浴びを覚え、
今日はみかんをつついて、果汁を吸っている。
でも手からもらえる栄養たっぷりの練り餌は別腹らしくまだそちらは自分では摂らない。

さて、2度目の巣立ちは来週あたりかな。











posted by 前川秀樹 at 18:12| Comment(2) | LOLO CALO HARMATAN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶり ハネの村のもみじです。
いつもブログ拝見してます。
先日は、ワークショップで子供がお世話になりました。

近況
4/26、家の縁側の縁の下で近所の野良猫が赤ん坊を2匹産みました。

一度は市役所の人に来てもらい、引きってもらうことも考えたのですが、かわいそうという家族の意見で、飼い猫として、家の中で育てています。


だれかもらってくれる人が見つかるまで、黒ちゃん、白ちゃんと仮の名前で呼んでます。
Posted by もみじ at 2007年05月19日 21:16
もみじさん>
コメントありがとうございます。
どうやらその猫はO槻家に居つきそうですね。黒ちゃん、白ちゃんは、まもなく仮名から、本名に変わることでしょう(笑)1週間飼っちゃうともう、家族なんですよね。

うちのピヨスケは、目の周りの真っ白いめがね模様が浮き出てきて、すっかりおなじみのメジロの姿になりました。
ようやく手からだけでなく、自分でえさもついばめるようになったようです。

未だに僕らが近づくと、うれしそうに羽を震わせる様子は、見ていてこの上なくめんこいのですが、人にあまり慣れるのも考えもの。
残念ですがそろそろお別れですねえ。
Posted by maekawa at 2007年05月26日 20:51
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