前川千恵バッグ展、沢山の方々のご来場、
どうもありがとうございました。
千恵の繁忙期もようやく過ぎて、
僕の方も自分の制作を一休みしたかったので、
ちょっと休日することにした。
おりしも28日は木枯らし一号が関東地方にも吹いた。
その名残か、晴天にもかかわらず翌日も風は強く冷たい。
栃木県の八海山神社というところ。
駐車場がすでに高地にあるので、
車を降りてみると寒風吹きさらし。
おおお、凍える!
用心していろいろ着こんできたけど、
手袋と帽子がほしい。
気温4度。
まあ歩くうちに温まるだろ。
山歩きを1時間ちょっとで到着。
頂上は独特のがれ場の風景。
標高は1539mとある。
ああ、寒いけど、風は冷たいけど、
パノラマは抜群だ。
時々はこういう見晴らしの良いところで、
視界をぐいっと広げることは、たぶんメンタル的に大事なことなんだな。
僕の場合、普段があまりに手元だけにしか視界が無いからな。
猫背の背中もいやでも伸びる。
さて、ちょっと早いけど昼飯にしよう。
祠の陰がまだしも風よけになってくれそう。
昼飯ってもコンビニモノだけど。
水筒の熱いお茶がありがたい。
冷めないってすごいな。
と、こういうとき何度でも改めて驚く。
魔法瓶って呼び名、今も通用するのかな。
お皿がないから、石の上に。
御あつらえ向けの平たい石ばっかりのガレ場です。
今日の目的はそれだけ。
ああ、あとは麓で湧水を汲んで、
この時期ならリンゴを買わなくては。
このあたりはリンゴ園が多い。
王林一袋と傷モノの紅玉を段ボールひと箱購入。
安いなあ。
ジャムとかジュースとか、贅沢にいろいろできそう。
紅葉もほぼ終わり、
昆虫の姿もとんと見かけない、僕にとっては完全なシーズンオフの山。
木枯らし一号から春一番まで、山は長い睡眠時間にはいる。
僕もまた準じて長い冬籠り。
といいたいところだけど、実のところ、今現在、
複数の締め切り前で内心は焦燥の木枯らし中(笑)。
12月の広島展まで、
リンゴでもかじりながら追い込み制作するかな。
がんばろっと。
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