最高に快適な秋風と日差しの二日間。
半年ぶりの木偶講座。みなさん頑張りました。
今回は、初めての参加者の方々が程よく混ざって、
緊張感と戸惑いとがなんだか懐かしく、新鮮な良いふんいきでしたよ。
午前中、みなさん奮闘中、
2階では朝からランチ準備中なんですよ。
いいにおい〜。今日は何ですかねー。
おお!例の卵だ。
あ!
大丈夫、3分ルール。
お昼前と、お昼のすぐ後の頃、
決まって「大いなる沈黙」の時間があるのです。
黙 黙 黙 黙
削る音、鑿の音、のこぎりの音に 木屑を払う音。
眠気と大量の木屑とため息の時間。
皆さん無です。
多分。
その時間を通り過ぎると、
もう一日の終わりが見えてきます。
そろそろ彩色作業の時間ですよー。
1日があっという間です。
その頃スタッフはつかの間の一息。
タバコ2本分くらいかな。
3人で何を見てるかというと、
シロを愛でている。
はい、皆さんは頑張ってー!
講評開始まで後15分ですよー。
さて、無情にもタイムオーバー。
講評会です。
今回は、
新人さんたちが良い刺激になったのか、
常連の方々の技がさえ渡った気がしますよ。
それにしても上手くなるもんですなあ。
自分の世界をすべて、とはいかなくても、なにかその一端でも、
木の彫り跡に反映できればそれで上出来です。
だんだんと思うように出来るようになってくると、
今度は身についた表現力が逆に邪魔になってくる。
身につけたものを今度は逆に
脱いでゆく作業が必要になってくる。
ずっとずっと先は果てしなく長いのです。
が、そんな先の事はさて置き、
とりあえず今の状態で、
圧倒されるくらい、
どれも面白い。
なんじゃこら!?
なんでこうなっちゃうの?
人の頭の中って、本当にどうなっているのやら。
僕は毎度楽しませてもらっています。
僕は、そういう面白いもの、怖いモノ見たさと
自分が適当なことを好き勝手に喋りたいばかりに
木偶講座を続けています(笑)
皆さんの新鮮ネタご提供に常々感謝しております。
土器さん 参加者の皆さん、
御蔭さまで今回も充実した第15回となりました。
後片付けの迅速さは素晴らしいですよ。
どうもありがとうございました。
今度は年も改まって春の木偶ですが。
まだまだ先ですねー。
ネタ、しっかり温めて来て下さいね。
また来春、お会いしましょう。