2013.5 awaji
何だ坂、こんな坂。
汗だくでひいひい云いながら、登ってきた峠、
もう沢山。二度と登らない。
そう思っていても、てっぺんの眺めと、風を受けると
何事もなかったかのように、それまでの大変な思いははがれおちてしまう。
それが峠効果。
その爽快さのためだけにきっと山に登る。
でも、本当は、登りながらだっていろいろあるのだ。
味わっている場合か!
と、はき捨てないで、
いろいろな“大変”もできるだけ覚えていた方がいい。
下り道の味わいと、
平坦な毎日の糧のために。
一昨日の雨で、ほんの少し季節が切り替わったような気がする。
ようやくようやく、盛りを越えただろうか。
どうだろう。そうあってほしいけど。
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