kokko 2013
広島 ギャラリーたむらでの、3回目の像刻展
6月22日がいよいよ初日。
おおよそ、出展作品が出揃い、今は作品写真を撮ったり
タイトルを考えたり。詰めの作業中。
像刻点数、26点 ちょっと小さめのデッサン10点の予定。
今回、展覧会タイトルが、
「ゾンネンヴェンデの晩に」
なんだそりゃ?
とお思いでしょうが、
ゾンネンヴェンデというのは独語で夏至のことです。
その日が夏のはじまりであり
その夜を境にまた、夜は長くなり始めます。
ヨーロッパ、特に北欧ではこのころ、長い冬が終わって、
待ちに待った芽吹きの季節。それはそれは爆発的な生命の息吹が感じられるそう。
ちょうどその始まりが5月祭 そしてひと月後の夏至祭。
各地で巨大なかがり火が燃え上がり、
五月柱の周りで夜通しダンスが催される。
精霊と人、あちらとこちらが交差する一夜。夏と冬が入れ替わる一夜。
シェイクスピアの「真夏の夜の夢」を思い出します。
そんな祭の夜に集う、人々、
老若男女、あちらの人とこちらの人、
それぞれの思いを抱いた顔。
そんなイメージです。
ちょうど初日の22日が夏至の日に当たります。
日本では梅雨の真っただ中ですが、
ゾンネンヴェンデ広島。
あと残り2週間ちょっと、
どういう方々にお会いできるのか
本当に楽しみにしています。
ぬかりなく準備進行中です。