先日の土浦花火大会の日にふわふわ飛んでた飛行船。
なんか大きく字が書かれているけど、遠いし下からは読めない。
飛行船ってどこか半分、空想の世界の乗り物のような感じがするのはなぜだろう。
懐かしいとかレトロ、というのとも違う。
爆発的ブームなんて言葉とは遠く反対側にあるというか、
男子のある種の憧れというか。
ロボットとかロケットとかもおんなじ種類のような気がする。
要するにアナクロなんだな。
そもそも飛行船って、普段どこにあるんだろか?
誰が所有しているんだろうか?
趣味で鉄道車両の古いのを敷地に置いたりしている人はたまにいるけど、
飛行船を庭に置いて操縦席で趣味の世界にうっとりしている人なんて聞いたことない。
あんな大きな格納庫大変そうだし、
まさか気球みたいにたたんでしまって、というわけでもなさそうだし、
いやそれより、何のために飛んでるんだろ?
あれは移動式の宣伝用アドバルーンなのか?
意外と実態は知らないものだ。
そんなことを、上を向いてぼけーっ思いめぐらせているうちに
ふわふわと思いのほか早いスピードで旋回して
建物の向こうに見えなくなった。
あれ、じつは蜃気楼みたいなものだったら面白い。
僕にしか見えてないとしたら、
ちょっと心配だ。いや、かなりまずい。
でもちょっとした幻燈をみているみたいだった。
あ、ぼけーっと見てたからって
最近暇だという意味ではないですよ。
たまたまだから。
追記:ちょっと調べてみたらば、日本で有人飛行船として登録されているものは、現在たった一機のみ?
なんと!そうなのか。絶滅寸前。朱鷺より深刻だ。最後の飛行船スヌーピーJ号。フライトスケジュールなんかがこちらで見られます。
【関連する記事】