写真 茨城県某所にて。
茨城でも今日は37℃越え。
連続熱帯夜。
とうとう恐れていた季節が来てしまった。
これはもう普通に日常生活、普通に制作活動できる環境ではない。
梅雨のころ、比較的順調に制作が進んでいたので、
お、今年はこのまま行けるか?元気なままで夏を越えられるか?
と夢見ていたのに、
やっぱり今年もこれではどうにも体が動かない。
せめて早朝から午前中だけでも集中して、
と意気込むがそれすら、気持ちが負けそうになる。
一向に進まない制作、無為に過ぎてゆく時間。
今日も無駄に過ぎてしまった、と、
くよくよぐだぐだ過ごしてしまうのだ。
ダメダメな自分を僻みながら。
ここはひとつ頭を大幅に切り替えて、
もう、8月いっぱいアトリエに入らない。
涼しいところでからだを養生しつつ、
普段できないことだけをやる。
秋から本格的に制作する。とか、
真夏の有効な過ごし方、いよいよ真面目に考えないと、
いかんですよ。
と、去年も多分言ってた。
でもそれがなかなか出来ない。
虫たちにはでも夏しかないんだよなあ。
幼虫や蛹で冬を越すとはいえ、
成虫になってからは、2度目の夏はないことも多い。
秋風に吹くころには、彼らの一生が終わる。
そう思うと、夏草の風景ってちょっと切ない。
そうそう、人間も
暑さを恨んでる場合じゃなくて、
今年の夏しか無い、と思って毎日ちゃんと過ごさないとならんのだね。
何をやるにしても本来は。
現実的には、そのことを時々思い出す程度にしか無理なんだけど。
それでも時々はね。
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