今日20日発売の「住む」
本誌の後ろの方で、僕、ひっそりと連載など始めました。
今年5月に出版された物語集 「ZUHRE」(ズフラ)
もともとは像刻作品の向こうにある背景というか風景というか、
そういったものを、時間の流れを加えて
言葉でスケッチしよう、と書き始めた物語。
ズフラはおかげさまで、初版は売り切れて、
現在重版となりました。
まあもともとの部数が少ないですから(笑)。
今手元にある第2刷で、以降の印刷の予定はありません。
幸いなことに、
それがきっかけで、雑誌「住む」の方からこれから毎号
ショートショートの枠でお話を、ということになり、
4ページをいただきました。
今回が第1話です。
暗中模索中の慣れぬ文章の仕事。
字数指定、1話読みきり、挿絵つき。
これまた僕にとっては立ちはだかる高いハードル。
なのですが、せっかくだしチャレンジすることに。
初回は「ゼンマイ仕掛けの春」というタイトルで、
冬と早春の隙間にたった一回だけ鳴く、不思議な蝉のお話です。
冬号掲載にはちょっと季節先取りの感有りですが。
今後、
このお話はもう少し膨らませたりして、
一つの短編の体裁に加筆修正の予定でいます。
そしてそれは、進行中のズフラvol.2(仮)に収録を予定しています。
でもほっとする間もなく、
2月にはもう春号の一話を仕上げないとなりません。
冬号出たばっかりなのに。
そうかー、これが締め切りかー。
でも追われないとやらないことって
ことのほか多いですよ。
いや、ほとんどがそうかも。
何事も焦ってでもやってるうちになんとかカタチになるもので。
機会があるだけありがたいと思わなくては。
像刻展、未だ開催中ですが、
彫る刻むのほかにキーボードで文字を綴る作業、
こちらはこちらで、
来年も精進します。
皆さま、
本屋で目に付きましたら、
パラパラとお手に取ってみてください。
いやいや、雑誌出版的には是非買ってください(笑)。