2011年06月30日

小さなテアトル。

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今日。
この小さなテアトルが生まれたのは結城のレストラン。というよりはビストロ風カフェかな。

カフェ・ラ・ファミーユ
。ファミールと呼ぶ人がたまにいるけどこれは間違い。


店長奥澤君とは、
うちが茨城に越してちょっとしてからのお付き合いだけれど、
美味しいのと落ち着く風合いの場所なので、ちょくちょく食べに行く。
彼らもちょくちょくうちに来てくれる。
奥澤君、卓越したセンスと情熱でもって、この6月、さらに店内内装を一新。

ライブやウェディングの需要にこたえて、とうとう小さなテアトルまで作ってしまった。

作ってしまったのは僕。プランを提案したのは奥澤君。

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つまり、ミニ劇場の舞台正面の枠飾りを
つくらせてもらったということなんだけど。
舞台正面両サイドにに像刻の天使が二人。

それと新たに設置された、バーカウンターとハイスツールも拵えた。

昨年から話をもらっていて、
今年に入ってから内装の大工さんとの打ち合わせ。
で、3月の地震で中断。
それを越えて工事再開。
ようやくのファミーユ再オープン。

ずいぶんとかかってしまったけれど、今日、僕の方の取り付け作業が完了。
ファミーユ。さらに素敵な濃いこだわりの空間に育ってます。
長かったですねえ。
奥ちゃん本当にお疲れさまでした。

彼らがこだわったテアトルの名前は、「ル テアトル シャラバン」。
意味はお店で聞いて頂戴ね。

フランスはブルターニュの小さな町の、
毎夜賑やかなビストロカフェ。

強いて言うなら、店の空間全部が舞台めいていて、
どこか遠い街の灯りに誘われて、ドアを開け。
会話や食事をするという役を、僕らは知らず知らず演じているみたい。
満腹でドアから一歩出ると、やっぱりそこは普通の日本の田舎なんだけど。

まあおなかを満たすことだけじゃなくて、
ただおしゃべりのための腰かけでもなくて、
こういう“その気にさせてくれる”良質な場所が
あるのは嬉しいことですよ。

ところで
テアトル・シャラバン。
初演の演目はなんですかいのう?こけら落としはいつですかいのう?




posted by 前川秀樹 at 16:40| LOLO CALO HARMATAN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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