一昨日、雑誌「住む」の撮影日。
カメラマンの小泉さんは2度目。
取材の日は結局僕らも合わせて総勢なんと11人!
食事の準備でツマ大車輪の活躍。
その取材のため、赤木さんたちが遠いところを
わざわざ泊りがけで来てくれていた。
夜は泡盛を飲みながら、一応テープレコーダーを回して、
一応取材質問めいたことを、、。
赤木さんの問いは、とんでもなくシンプルで根源的で
思いよらない所を突いてくる。
だから答えるほうも即答は難しく????????の連続。
例えば、こんな。
「美術ってなんだろうか?」
さて、、、、、、、、、?
「時間てどういうものだろう?」
はて、、、、、、、、?
「美しいものってどんなもの?」
はい!?
問いに対して、ずばりの答えは最初から出ない。出ようが無い。
必然的に、それの周りでうっすらと引っかかるような言葉を探し出して、
ようやく投げてみる。
「何かが欠けていく、、。ということと何か関係があるような気がしますね、、、。」
「うん、、。」
こんな取材は初めてだ。脳みそを振り絞る。
いや、まてまて、これは最初から取材ではなく、
作り手同士の言葉の投げかけあいで、
結論は無い。そういう類のものなのだろう。
と途中でわかってきた。
案の定次の朝、「テープぜんぜん動いてなかったね。電池ないみたい。」
って、こともなげに、、。
あ、赤木さん、それけっこう茶飯事?
すごいなあ、どんな言葉で切ってくれるのかすごく楽しみになってきました。
泊まりにきてくれたのは、智子さんとお弟子さんのイガリ君の3人。
取材はともかく、普段二人と犬一匹の前川家では
珍しい出来事だったので、
にぎやかな食事が美味しくて何気ない会話が楽しかったなあ。
笑った笑った。
今度は能登にお邪魔します。
ちなみに「住む」は9月27日発売だそうです。
今までに無いマニアックな紙面になりそうで、本人かなり楽しみです。