14日から、つくばの美容院の現場仕事が始まった。
スタッフ全員社員旅行で、南の島に出かけて留守の間、
4日間の突貫工事。
棟梁はいつものたけちゃん。
とりあえずこの4日間は、2階の内装。
雪の中、職人さんがんばってくれてます。
僕も4日間、ちょくちょく現場は見に行かないとならないので、
その前日、13日に今日しかないな、
と、どうにか1日仕事を休んだ。
千葉茂原のas it is に今展示されている
15世紀のフランス、キリスト磔刑像をどうしても見たかったのだ。
うちからは車で約3時間。
丁度いいドライブコースだ。
それは一番奥の広い壁の高いところから、見るともなしに静かに下を見下ろしていた。
特別に許可を得て数枚写真を撮らせていただく。
いや、これはなんと生めかしい。
600年前の木の像とは思えない。
いや、むしろ時を経たからこそ、ただの木がより人間に近づいてしまった感を受ける。
時を経て黄ばんだ表面の顔料が木肌と一体になって
まるで皮膚そのものだ。
なんだかとんでもない時間を見ている気分だ。
即身成仏よりなお生々しくて怖い。
ああ、いいものを見た。
翌日、14日工事始まりの日に
現場を見に出かけようと思っていたところに、
結城方面のMちゃんから、うちに小包が届く。
お手製のジャムと、干しイモ。
どちらも美味しいかった。ごちそうさま。ありがとう。
甘い干しイモ。美味しいので、毎日ちょっとずつ食べようと思って油断していたら、
ちょっと出掛けた隙に、かなりの残量の袋をチャイに見つけられてしまったらしい。
帰ってきてみたら本人は(本犬)何食わぬ顔で僕の布団で眠っていた。
そばには空っぽの袋。腹はパンパンで、信じられぬくらい堅い。
おまえねえ、、。
Mちゃんすまぬ。
【関連する記事】