明日秋分の日
長い長い夏はようやく過ぎていくらしい。
それにしても厳しかった。
ツクツクボウシの降るような声も
足元から響く鈴虫やアオマツムシの声にすっかり入れ替わった。
ゆっくりと淡々と、夏を越えてそれでも制作は続いている。
鑿の上に落ちる汗を拭きながら。
さて、朝晩の呼吸も楽になってきた。少しずつペースを上げていかなくては。
あくまで気負わず淡々と。
写真は先日午前中にふらりと一人で出かけた、
栃木県某所の原生林。
藤蔓、ブナの根っこ。興味深いモティーフにあふれる聖域。
自分もまたこんなふうにあらねばならない。
いや、しかし気負ってはいけない。
いろいろなことが当り前であるように。
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