来賓祝辞、主賓挨拶。
改まった挨拶というのは、大抵紋切り型の太鼓持ちのようで、
聞いている方が恥ずかしくなってしまったり、
説教臭、自慢臭がひどくてうんざりしてしまったり、
乾杯の音頭のはずが、話が長くなってしまって、
手に持ったビールがすっかりぬるくなってしまったり。
まああんまり、ちょうどいいものには出合えないものだが、
昨日のパーティーでの挨拶はどれも実に人間味と祝福の気持ちあふれる、いい話をみんな持ってきていた。
ついついどの話にも聞き入ってしまうほど。
とはいえ、今だれがしゃべっているのかそこに一緒に立っている僕は全く知らない。
完全アウェーのこういう場所に同席することなんて僕はまずない機会なんだけど、
高円寺に昨日プレオープンした、美容店。
カリプソショコラ。所沢時代からずっと長いお付き合いが続いている。、
ハヤカワさんが下井草に続いてさらに今回オープンさせた3号店なのだ。
相変わらず衰えることを知らぬ彼のエネルギー量。
かっとびつつ疾走する。
上の写真は新店長コシダさん25歳の挨拶。感謝と決意の気持ちあふれる堂々としたいい挨拶だったな。
僕はなんでこんなところにいるのかというと、
今回も、什器を少しだけ作らせてもらって、昨日パーティー当日搬入だったのだ。
像刻「贄」の鹿の仮面の女の子も一人、今回ここに御嫁入りした。
招待状ももらっていたし、まあじゃあ後はよろしく。
ともいかないので、そのまま同席させていただいたわけなのだ。
わあ、スーツのそろい踏み。そっかあ、そういう感じの場だったんだね。僕なんて場違いも甚だしいよ(笑)
あの、“そういう店”の写真じゃありませんから。(笑)皆さん立派な美容師さんたちです。中には長いなじみも。ボス・ムッシュハヤカワと僕は丸いなあ。
それにしても、ここはいつもいいスタッフが独立していくなあ、といつも思う。
そのほとんどが女性だけど。
もう10年を超えるキャリアの店長もいる。
そうそう、初めて紹介されたときはまだ専門学校生だったのに、すっかりベテランだね。
しかし10年続けばしっかりとしてくるもんだね。
まわりも認めてくれるようになるし、自信もつくし。
本人の努力はもちろんだけど、頼りになるボスでよかったね。
なにはともあれおめでとうございます。
ますますのご発展を。
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