昨日、すぐ近所のお世話になっているヒロセさんから電話があって、
ケヤキの木がたくさん届くから、見に来る?
というので、行ってきた。
丁度、たけちゃんが2トントラックの荷台から、ガラガラと
落としているところだった。
「これ、枝なんだよ。」
「え?この太さで枝!?」
太いもので直径30センチ以上ある。
実は、同じ土浦市内にあるヒロセさんの親戚の屋敷の中の大木が倒れたのだという。
そう、丁度ひと月前におそった竜巻がなぎ倒したのだ。
台風18号というのはつくづくいろんな爪痕を
日本中に残した大きなものだったのだろう。
で、その倒れたところに連れて行ってもらった。
切り株がこちらを向いているということは、
根っこをごと、持ち上がり横倒しになったのだ。
地面がちょっとしたついたてというか壁のようになっている。
裏側は水たまりに。
年輪を数えたところ、100年とすこし。
こんなのが風で?すごいことだ。
ケヤキというのは、根を深くはらず、広くはる性質を持っているという。
今回届いたのはヒロセ家の冬の薪になる予定だが、
僕にもここから分けていただいけることになったので、
いいサイズをもらって、また彫ろうと思う。
隣家との境界に100年以上生きてきた大木のかけら。
さて、ここからは何を彫るのがいいかねえ。
12月のDEE'Sの像刻展には
この木はちょっと間に合わないかもしれないけど。
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