かなり重度の出不精の僕は、
期間限定ですよ、といわれると、
行かなきゃいかなきゃ、と心でははらはらしながら、
机の隅で所在なさげにしている展覧会の案内なんかを横目で見ながら過ごす。
で、結局、最終日が過ぎてしまってから、
ものすごい残念な気持ちと、そのはらはらが終わった、
と逆にホッとしたりする。
なんてひねくれた面倒臭い自分。
なら、最初からとっとと行けばいいだろう。
と自分でも思う。
ところがいけないからこれが重症なのだ。
とくに電車とかバスとか。
が、今日はがんばって行ってきた。
東京を通過して、熱海行の東海道線に乗って、
大船からバスに乗って。鎌倉山まで。
鎌倉画廊で個展をしている吉川君は大学の友達で、もはや数が非常に少なくなった、同期の現役絵描きだ。
残念ながら本人には会えなかったんだけど、
やっぱり圧倒的にきれいだなあと見入ってしまうような画面を相変わらず彼は作る。
こういう骨太の本格的な抽象って、今やってる人が少なくなってしまったから、ズドンとくる。
いやあがんばってるなあ。
そういえば卒業写真て、松任谷由美の曲があった。
ふとその詩の内容がよぎったりもした。
まあ実際のところ、彼も僕も毎日そんな遠い思いなんて、
思い出す暇なんてない毎日。
さて、明日もがんばって作ろうっと。
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