例年の春木偶よりも、約1カ月遅れでの開催となりました。
二日間とも夏日 好天でした。
遠く九州よりの参加者の方々を含め、
二日間で、のべ50人で枝を一心不乱で刻みました。
先生もなにかずっと作ってます。
今回は、ヤマモモと珍しいニッキの枝を彫りました。
会場中がシナモンの香りで溢れかえります。
手元から漂う木の香りは少なからず作り手のメンタルに影響があるように思います。
で、別の香りが漂い始めたな、と思ったら、お待ちかねのお昼です。
贅沢な土器さんランチ。皆さんテンションあがります。
つかの間の休憩の後すぐにまた製作開始。
セクシーパンサーも見てます。
空っぽの席、主は何処へ?
何を撮ってるの?
着色作業が始まると、ラストスパートの雰囲気が一気に。
講評会が始まります。
毎度のことながら、傑作、珍作、笑激作?のオンパレード。
今回も突っ込みどころ満載でした。
造形、表現の楽しさ、道具や素材との深いかかわり。
僕から伝えたい、大切なことは沢山あるのですが、
旅は3度味わうもの、とよく言いますが、
木偶もまた同じように3度楽しめることを心がけています。
当日を迎える楽しみ、当日の充実、ああ、楽しかった、という余韻、の3度です。
それは、そのまま僕自身の木偶の棒へのモチベーションでもあります。
会も早16回目。
最近では参加者の方々から、差し入れをいただいたりすることもしばしばで、
土器さんランチはもとより、3時のお茶や講評会の時のおやつなど、
やけに“食”の充実したワークショップになってまいりました。
もしかしたら、外からは、一体何の講座?
と不思議がられているかもしれません(笑)
ともあれ、僕は今回もまた沢山の“良い気”をいただきました。
その残り香を携えて、明日からちょっと出かけてきます。
皆さん今回もどうもありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
次は秋木偶です。
それまでみなさん、ごきげんよう。
またお会いしましょう。
* 6月ルビジノは、都合によりお休みをいただきます。ご了承ください。