2015年02月06日

基礎練習ドリルの日

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 眼前に聳え立ちはだかる壁。
その名は締め切り。
ギャラリーズ・アイ、そして雑誌「住む」の原稿。
どちらもあと1週間。
前者はともかく後者は現在も未だ全くの白紙状態。
一文字すらも出てこない。
あははは・・・・。
あ〜あ、何も浮かばない。
時すらも私を置き去りにして〜〜♪・・・。

こんな時にぴったりの4文字熟語は?!
そう! 敵前逃亡 あ、違う、気分転換。
頭がフリーズ状態になってどうにもこうにも動かなくなってしまったら、
僕の場合は、とりあえず車で家から離れてみる。

いつもなら山方面なんだけど、
路面凍結とか昨日の積雪とかが怖いので、
今日は海へ。

こちらへ越して来た時には、しょっちゅう足を運んでいたのに
ここしばらくは、海方面からはとんと遠ざかってしまっていた。
山より近いのにね。

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とりあえず下を向いてぷらぷら歩く。
一昨日が満月で大潮だったせいか、波は荒いけど今日もよく潮が引いてる。
この石綺麗。これは・・・海鳥の右の翼の尺骨かな?
ウニの殻。全部ことごとく裏側だけ割れているのはなんで? 
ああ、早朝に食通の鳥が中身を食べちゃった、が正解!
砂利を踏む音、波寄せる音、ふと磯の香り。
お、調子が出て来た。
目的もなく歩くだけで、調理前の初々しいクエスチョンにたくさん出会える。
まずはそういう単純な基本練習問題から、
自分の目と頭を動かすことを思い出して行く。
つまりリセットだ。

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プラスチックの器に龍の柄?
なんかちょっと筆が上手すぎないか?

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どうやらヘビガイのくっついた痕跡でした。

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この石は・・・。なんか入っているよ。
化石だ。
貝殻らしきものがぎっしり。

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こっちにも。

このあたり、確か中生代白亜紀の地層で海岸の岩が出来ているそうだ。
中生代 白亜紀といえば、約8000万年前。
はい、中生代を代表する化石といえば、
恐竜、アンモナイト トリゴニア貝 !

実際このあたりの海岸は、異常巻きアンモナイトの産出で有名らしい。
僕は見たことないけど。

とはいえ、この貝化石の入った泥岩だか頁岩だか、
そんなに古くは見えないけどなあ。
貝殻本体も比較的よく残っているし、
僕がずっと前に中世代後期の化石を山で掘った時は、
貝殻なんて全く残っていなくて、母岩の頁岩にスタンプみたいに
トリゴニアの殻の痕跡が見てとれるだけだったけど。
これはせいぜい新生代じゃないの・・・?
いや、実は保存がいいだけなのか?
うーん、ギブアップ。
ちゃんと調べないとぜんぜん分からない。
でも何が分かっていないかははっきりした。
それが大事。

この前のガーネット以来、
つい石を拾ってしげしげ見てしまう。
こんな海岸を埋め尽くすそれぞれの石ころの由来が知れたら、
きっと全く別物の風景がここに見えてくるんだろうなあ。
そんな特別な目を標準装備しようと思ったら、
まあ一つづつでもきちんと知って行くしかないんだな、きっと。


さて、不思議なもので、そんな役に立たない仕事以外の基礎ドリルに
それなりにまじめに向き合ってみると、
するすると頭はほぐれて来た。

この調子この調子。

天気も良かったし、貴重な時間を費やしてよかった。
さあ帰って、今度は手と頭を動かそう。





posted by 前川秀樹 at 18:27| LOLO CALO HARMATAN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ギャラリーズ・アイ 選ぶ力

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あっという間に来てしまいました。
ギャラリーズ・アイ。
念のためもう一度、
これはギャラリーが参加する、
作品販売を兼ねた展覧会です。

14日 15日は一般のお客さまへのオープン日です。

展示内容は、会場全体では、器を中心とした工藝系の作品が多いようですが、
僕の参加する、DEE’S HALL は、彫刻や版画 などが中心で、
作家一人につき3点程度の出品が予定されています。

           

 さて、搬入まであと1週間を切ったというのに、
僕はまだ、何を出すのか決められないでいますよ。
会場の雰囲気とか、他の出品作品の具合とか、お客様の層とか全くの未知数ですので、
焦点の絞り方が結構難しい。
うーん、3点どれを出すかなあ。
まあ、うーん、て選べるほど新しい作品は今、手元に揃ってないんですが(笑)

ギャラリーズ・アイ のHPで主旨や会場情報など、詳細を見ることができます。
ちなみに、HPで公開中の各ギャラリストへのインタビューがなかなか読みごたえがあって
面白いですよ。
皆さんそれぞれらしい言葉”で語っていらして、説得力を感じます。
そのインタビューの模様は当日会場にて、冊子として販売されるそうです。

どちらかといえば、作家よりはギャラリストが主役の珍しいタイプの展覧会です。
ご興味のある方、ぜひ足をお運びください。


posted by 前川秀樹 at 17:16| 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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