2012年12月22日

mama milk!のこと

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mama milk! ライブ 「漂泊の森へ」

雪原を疾走する。
雪煙りをあげる。
約束。
どうしようもない焦り、孤独、不安。
信念。
時折コントラバスの弦が細く長いオオカミの遠吠えを奏でる。
真っ赤なアコーディオンの蛇腹が、
消えかけまた燃え上がる焔のように
可視と不可視の世界の境目を揺らめかせる。

降るような小鳥のさえずりや、
決して明るく朗らかなばかりでない雪解けがあって、
また森に、夜が来る。

ファミーユで6月に聴かせていただいた時には、
二人の姿は曲を奏でるオートマータに映った。
それが印象的だった。
その時と選曲ががらりと大きく変わったわけではない。
なのに
今回二人の姿は時折風景の中にまぎれて、見えなくなって
僕らをあてのない森の旅へといざなう音そのものに感じた。
本当に映画を一本みたような余韻というか。
なんにせよ、
お見事、でした。

僕には僕の展覧会のために広げていったイメージがあって、
ライブの時間はまた別の表現者による別の手段からの正直な返答。
そこにモアレが生じる。
こんなやり取りが成立することが、
コラボレーションのだいご味なのだろう。
こんな素晴らしい機会が実現するなんて、
ちょっと前まで思っても見なかった。
ストレートすぎてなんだか恥ずかしいけれど、
一表現者としてこの上ない幸せだなあ。と今思う。

清水さん生駒さん、
それと聴きにきてくださった皆様、
本当にありがとうございました。






posted by 前川秀樹 at 11:03| LOLO CALO HARMATAN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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