2012年11月27日

12月ルビジノお休みのお知らせ

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今年最後の12月ルビジノ。
12月12日から始まる前川個展の準備が差し迫っており、
誠に申し訳ないのですが
お休みとさせていただきます。

もしおいでになる御予定を立てている方がいらっしゃいましたら、
出来れば予定を変更して
今回は、東京の個展会場の方にいらしてくだされば、
前川はそちらの方に在廊しております。
像刻作品新作がそろってご覧いただけるのも、
1年半に一度の機会ですので。是非そちらに。

よろしくお願いします。

posted by 前川秀樹 at 19:32| LOLO CALO HARMATAN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野天彫り。

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風はあったけど今日は陽光があるだけありがたい。
昨日は一日中、冷たい雨がブルーシートをたたいていた。
像刻展の出品の最後の作品の素材に
とっておきの楠を選んだのはいいとして、
そのあまりの重量故、アトリエまでの人力移動をあきらめ、
野天で彫ることに。
いい季節ならまだしも、
とにかく寒い。木枯らしが。
ダウンを着こんで防寒対策をほどこすも、
日が陰ると地面から冷えが急激に来る。
でも地べたに座り込んで鑿を振るう。
そんな日々がそろそろ10日続いている。
ああ、屋根と壁とストーブが恋しい。

でも考えたら、石彫のひとは基本野外だし、
いやいや、植木屋さんだって、道路工事のひとだって、農家のひとだって
同じようなもののはず。
そうだよなあ、寒い寒いって言ったって、僕なんて一時だけだもの。

それに外で一日やっていると、
色々な変化に気がつく。
湿気が出てきた。とか、雨雲が伸びてきた。
とか、庭のねむのきに今日はエナガとコゲラが来ておるな、とか、
向かいの椎の木のカケスがギョーギョーうるさいなあ、などなど。

アトリエにひきこもると、そういうことは切り捨ててしまいがち。
だから、伐採木を刻むという
シンプルな出来事に呼応して
これはとても本来的な作業環境なのかもしれないなあ、
とも思う。
 
とはいえ、そんな味わいはさておき、
締め切りに間に合わなかったら、なんにもならない。
だから心中モノスゴイ焦燥感でいっぱいの今日この頃。
12月11日が搬入。
ほんとに出来上がるのか?
こんなペースで。

いやいや、そもそも会場までどうやって運ぶ?

今追い込みの一番の難所を迎えていますよ。
間に合わせますので皆さん楽しみに会場までいらしてくださいね。
posted by 前川秀樹 at 19:17| LOLO CALO HARMATAN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月17日

ラジオかなんか出てみたり。

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突然ですが、とてもローカルな話題です。
僕、前川がラジオでしゃべってます。
隔週日曜日の夜で、
4回連続です。

とはいえ、これ、茨城の人しか聴けないのかも(苦笑)


「えこのはなうたのススメ」
IBS茨城放送 土浦あたりですと 1458khz AMラジオですね。
第1回の放送は、12月18日22:00~22:30

えこさんというシンガーソングライターで自然体の素敵な女性の番組で
彼女本人がインタビュアーで、収録も本人がやります。
先日、土浦のアトリエまで、ディレクターの方とお二人で来てくださって
ゆる〜い感じで(笑)3回分の収録を終えました。
こんな雑談でいいのかなあ、えこさん、台本とずれて行っているんじゃ・・。
と思いつつも、
えこさんのまとう空気があまりにもリラックスした心地よい感じだったので、
僕もついついつられてゆるーく話してしまいました。

昨日先だって、第1回目の放送分を聴かせていただいたのですが、
自分の声って、ほんとに・・・。
いろいろとぬかしよるわ、こいつ。
とやっぱりちょっと慣れませんね。
さすがにこの年になると、ほどほどに図太いので
赤面するほどの違和感はありませんでしたけど。

番組の最後に、僕が12月の展覧会のために書き下ろした
「漂泊の森」の文章にえこさんがハナウタ的アカペラで曲をつけてくれたりして。
これ、けっこう特別ですよね。
メロディーがつくと、
ああ、こんなふうに言葉って耳から忍び込んでくるんだな、
と改めて発見がありました。

文字を読むよりも多分、
粒子が細かくなって、浸透しやすい粉薬みたいな感じ。
えこさんどうもありがとうございました。

ちなみに
第2回以降の放送は、
第2回・12月2日
第3回・12月16日
第4回・12月30日

だそうです。
地域限定マイナー気味の話題で申し訳ないですが、
可能な方は、冷やかしに聴いて見てください。



posted by 前川秀樹 at 19:15| LOLO CALO HARMATAN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月15日

物語集 ZUHRE 2 のお知らせその2

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ZUHRE 2 先行予約 受付はじまっています。
先日 表紙の型押し見本が届きました。
毎度のことですが、毎度驚かされマス。
紙の断面をみると、厚紙の土台と表面の真っ白の薄紙の間に赤い色の紙がサンドイッチされていて
型を強く押されたときに、ほんのわずかにうっすら、桃色が見える。
この写真では分かりにくいですが。
へえ!こんな紙、あるんだ!?
よく選ぶなあ。関君。
中身の字組みとかページの字体とか、ピンホールカメラの写真の単色とか etc.
途中経過は見せてもらったけど、よく見ないと気がつかないような仕掛けが沢山。
早く本の形になればいいのに。

表紙の合紙。後で聞いたら、ZUHRE 2のための特注で、つくったそうです。
またびっくり。関君、オミソレシマシタ。

さて、
下の写真、今刷っている、特典用の版画です。
6種類か、あるいは7種類?になるかもしれません。
複数冊ご注文いただいた方には、
発送の際、
同じ種類が重複することの無いように
極力配慮させていただきます。

皆さま、先行ご予約お早めに。
宜しくお願いします。

posted by 前川秀樹 at 17:44| 作品集出版 雑誌掲載情報。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月07日

12月展覧会告知。

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「漂泊の森」

12月12日(水)〜20日(木)
東京 青山 DEE'S HALL  



さて、遊んでばかりいる誤解を招くような記事が続いてしまいましたが、
そんなことは無いのですよ。
個展の準備は着々と進行中です。

DEE'S HALL では早、第5回目を迎えます。
像刻展。
今回の個展では、どこか北方の森がイメージの底の方に強く横たわっています。
点数は前回と同じ規模の 約50点。
結構多いです。今もって制作途中ではありますが、1年こつこつ刻みました。
ちなみに12月発売の雑誌「住む」の物語連載も、今回は北の雪の森を舞台を選びました。

また直前には再度、告知予定でおります。


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今回はもう一つお知らせがあります。
実は展覧会最終日にスペシャルライブがあります。
冬至前日、一年の冬の折り返し点に素敵な夜を。
ゲストは、

MAMA!MILK です!

なんと。ハレがましい!

ママ・ミルク。僕はずっとファンでいたのですが、昨年のころより御縁ができまして、
とんとんと話が進み、像刻&MAMA!MILK 晴れてコラボレーション実現です。
やー、嬉しい。僕は当日は一観客を決め込むとして、
さてまずはどんな展示ににしようかなあ。ここ大事、舞いあがらず冷静に。
お二人の演奏が十分活かせる会場作り。
考える楽しみがまた一つ。

ライブタイトルは 「漂泊の森へ」
一文字だけ違えました。

展覧会場のキャパシティの問題で、人数は限定で、チケットは完全予約制です。
ご予約のメールフォームはこちら
MAMA!MILKの告知はこちらです。

さて、12月12日まで
あとひと月。
これからいよいよ最後の制作の山越えが待っています。
どんな峠なのか、登ってみなけりゃわからない。
風邪をひかないように気合いを入れて制作します。


漂泊の森

物語集 ズフラ 2 発売と併せまして、
皆さま是非ご期待ください。

posted by 前川秀樹 at 13:57| 作品発表、展覧会情報、等。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

晩秋の野遊び

先日、今季最後の虫捕りに行こう。
ということに決まり、
仕事の手をちょっと休め
脚を伸ばして栃木県某所に。
おりしも紅葉シーズン真っただ中。
彩り鮮やかな山肌の紅葉名所へと向かう車列からひっそりと離脱し、
何やら暗がりの地味な杉林へと向かうハイエース一台。
乗客はいつものオガワコーキさん親子と、今回は木偶講座常連の五十嵐さん。
オガワ親子とは夏以来
気温8℃。晴れてるのに寒い。
こりゃ、いくらなんでも無理ですかのう・・・。

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歩めども歩めども・・・。

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仕掛けた罠にも何一つかからず・・・・。

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目的は糞虫、おなじみオオセンチコガネだったが、
見事に空振りの連続。

まあ、10℃を下回る気温ではさすがにシーズンを逸したかもしれない。

で、思いつきで始めたのがこれ。
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雨の時にだけ流れる水流が、地面を深くえぐってゆく。
そのくぼみを住居にする。
そう、オオセンチが越冬で土に潜ってしまったなら、
我々も習って“オオセンチコガネの気持ちになってみる”の巻(笑)

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深いくぼみに杉の枝を渡して、とりあえず屋根から。
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赤い色のパパセンチコガネは床に石を敷き詰める。

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結構立派なペイヴィングになった。

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引いて見るとアーチがある。
イガラセンチコガネは変な格好で写真撮ってる。

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完成。ヒロセンチコガネとダイセンチコガネ。
こういうことに関してはかなり働きものになります。

はい、お疲れさん。けっこう汗かいた。なんでこういうことって誰も指揮しないのに
全員がそれぞれ何かの作業で参加して夢中になれるんだろか?
虫の住みかというより、小さな古墳みたいになったけど。
一番奥に入るとすごく落ち着く狭さと湿気。
思わず産卵したくなってきた(笑)。
これか!?これがオオセンチの気持ちなのか?

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お昼ご飯にしよう。大人は珈琲でも入れましょう。
とにかく猛烈にあったかいものを摂取したい。

結局目的の赤紫色のオオセンチコガネは、小ぶりな個体が3頭だけ。
まあそれでもゼロよりはね。
画像が全然なかったので、
その代りといっては何だけど僕が10月初めに同じ場所に行った時の写真を。
ほんとに居たのよ。10月には。ほんとだって。

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鹿糞を転がすのではなく後ろ向きにひきずって、巣穴まで運ぶ。

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あっという間にこんなに沢山。
今現在これらは飼育中。茨城県土浦の環境では未だ元気に活動中。
食欲も旺盛。
一緒の水槽では北海道の個体も未だ元気。
こちらは一体いつ冬眠に入るのか?

さて、とはいえシーズン本格終了!
来年まで人間も冬支度だ。
来シーズンはどこに行こうかいのう。


























posted by 前川秀樹 at 13:12| LOLO CALO HARMATAN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする