
天晴れって言葉は、響きがスカッとしててなかなかいい。
20日 21日の青山も、見事にすかっとした秋空。
最高の木偶日和だった。



午前中はノミと木槌のかんかんという音でけたたましいけど、
午後はもくもくもくもく。刻む音ばかり。
すごい集中力。
そのひたむきな音は強いていうなら、
昆虫が木を食む咀嚼音みたいでなんかおかしい。(笑)
人の形をした昆虫。にしてもみんなすごい。


あっという間にお昼。さあさあ並んでー。
今回も土器さんの野菜中心ワンプレート。美味しいです。

ちなみに二日目ランチは、木偶講座初のカレー!
わあい、カレーだカレーだ。なんでカレーって幸せな感じの記憶と結びつくんだろう?
おかわりもあるよ。

すごいスピードでお昼の時間が終わって、で、また彫る。
腰が痛くなったりするから、各々楽な姿勢を編み出して。
だけど、タナカ君のラッコスタイルは初めて見た。↑
こんな恰好で彫る人。

最年少参加者アヤちゃん。小学2年生。大人に交じってもうすっかり一人前の参加者です。
わかるわかる。机の下って落ち着くよね。



講評前のおやつ。ピース・オブ・ケーク 大川さんからの差し入れ!ごちそうさまです!
さて、1日なんてあっという間。色塗りのひと急いでー。
講評始まりますよー!


ええと・・・。この写真不思議な組み合わせ。





今回もスゴイのが並びました。
いろんな意味で。
僕としては、あまりにそれぞれ面白くて、突っ込み所満載なので、
嬉しくなってついつい講評も長くなってしまう。
うーん。まいった。というのも数多いのです。
一応募集の告知には17:00まで、って出てるけど、
そんな時間に終わったことなんて多分一度もない。
急いでる人がいたらすまんです。と毎度思いつつ、ついつい、、。(苦笑)
DEE'Sの木偶の棒講座もいつの間にか11回。
毎回朝、準備万端で、コーヒーで一息つくころに、
ぽつぽつと参加者の方々がやってくる。
おはようございマーっす。
お久しぶりですー。
と元気に参加者の方々と挨拶する瞬間が僕はとても好きだ。
初めての方は、並んだ見慣れない道具や
積まれたただの枝材の山を見て不安そう。
こういう雰囲気の大人の体験の場って、なかなか無いと思う。
僕自身ももちろん、いわゆる素人さんのユニークな発想や手の痕跡から大いに学んでいて、
単純に、造形行為の原点のようなものが心中よみがえってくることも多い。
これまでの参加者も、延べ人数にするとかなりの数になる。
過去の名作数知れず。
あれ、また見たいなあ。という思いから、
実は、この木偶講座の展覧会をすることに決まった。
詳細については未定だけど、
時期は来年の夏ごろ、場所は土器さんのはからいで、なんとDEE'S HALLにて!
一堂に会する傑作は見ごたえ十分なものになること請け合い。
いわゆるプロのそれではなく、かといって、単なる習い事の成果の発表会でもない。
どれも立派な個性があふれ出ている作品なので、
全く知らずに訪れる観覧者にとって、これはきっと刺激的で面白い展覧会になると思う。
一度しかお会いしたことのない方々、
毎度の常連のベテランの方々。
織り交ぜてどのくらいの参加者が集まるかそれも楽しみなのです。
さてさてそちらもどうなるか。
詳細決定次第またこちらで告知予定でいます。
乞うご期待。
参加者の皆さま今回もお疲れさまでした。
大きなけががなかったのが幸いです。
また次回、春木偶にてお会いしましょう。
ありがとうございました。