
淡路島の実家で、なんとなくゆるーく年1回開催の木偶講座。
26日、27日。今回で第3回目でした。
毎回傑作がよくもまあこんなに生まれるものだ、と
感心しきりです。











淡路木偶講座は最初、地元で、知り合いの口コミで人数を募って、という始まり方でした。
第3回目を迎えて、参加者の方々がまた次の方を連れてきてくださったり、
本人が来られなくても、興味のありそうな別の方をよこしてくださったり、
と、今回の第3回につながっています。
特に公に参加募集はしていないのですが、毎回新しい方に会えるのもおもしろいです。
もっとも、中心になっている参加者の方々は、僕がまだ淡路にいたころからのつながりが多く、
中には、中学の恩師とか、父母の友人知人とか。小さいころから知っている近所のおばちゃんとか。
いやいや、僕自身、すでにいい歳のおっちゃんになっています。
ナンチャッテとはいえ、一応最初は作家とか講師の顔を工夫してつくろおうとするのに、
隣の家のおばちゃんが説明の最中に、
「あれー、
秀樹ちゃん、帰って来とったん〜。」
というトーンでやってくるので、
そのギャップ、これがなかなか恥ずかしい。
作家なんていう顔はここではほぼ意味を成さないから、
ホームなのにある意味実質アウェーみたいな(笑)。
だからすぐに、その辺はもうどうでもいいか、と僕も仮面を放棄。
まあそのぐだぐだのゆるさが、淡路木偶の一番のよさでもあるのです。
神戸、大阪あたりからいらしてくださる方もわずかにいらっしゃいますが、
言葉はほぼ100%淡路言葉だし。
そういう雰囲気も影響するのでしょう、
さすが関西、笑いもたえません。
参加者の方々にしても(特に意識しているわけではないのでしょうが、)
出来上がってくる作品がまた、突っ込みどころ満載のユニークなものが妙に多い。
なんじゃこりゃ?というのが、真面目に現れる。
だから僕も講評をまじめにやろうとするんだけど、
ついつい笑いを取る方向に横滑り。(笑)
結局そういう血なんです。
まあ、面白いっちゃかなり面白いです。
今回はほぼ怪我無くできました。
それが何よりです。
皆さん筋肉痛、なおりましたでしょうか。
絶好の天気にも恵まれて、
今回も大変に楽しかったです。心よりありがとうございます。
また来年お会いしましょう。