
ルビジノ4日間のうち、土曜と火曜の二日間が暴風雨。
こんな悪条件も珍しい。
当然、こんな日に人が来るはずもなく。
今日は僕はルビジノで宿題。
もう今月末の事となった、as it isの展示のプランをやっと考え始める。
計測してきたメモをもとに、ラフな図面を描いて、
どこに何をどうやって?と想像を巡らせてみる。
うーん、まとまらんなあ、、。
そうしているうちに外は見る見る荒れ模様。
窓ガラスの外の蜘蛛もあわてて軒下の巣をかけのぼって行く。
ほらほら、急がないと大変だよ。
銀杏の木の向こうに見える雲は恐ろしい速度で、右へと流れてゆく。
「そろそろ危ないんじゃないの?」
「5時か、、よし、撤収!」
雨の切れ間を縫って、スピード撤収。
そそくさと車を走らせ帰路へ。
危ないとわかっていて、
あえて、かすみがうら湖畔の土手の道を走る。
一瞬止まってガラス越しに携帯のカメラを荒れる湖面に向ける。
もう車揺れる揺れる。

水面から巻き上げられた水と雨、もうどちらをかぶっているのかわからない。
こんなグレーイッシュな嵐の眺めを僕は結構気に入っている。
日常にない色合いで染まる景色を、ドキドキしながら見入るのが好きだ。
とはいえ、車高の高いハイエース。
風にあおられその揺れに我慢できず、今日はこれまで。
春の嵐。
桜の盛りを蹴散らすものではないのが幸いだったかな。