

水泳を習い始めて8年以上になる。
習うといっても。もともとは腰痛対策で、水に体を伸ばせればいいや、
という程度で始めたもの。
プールももともとは社会保険庁のリハビリ用のものなので、
浅いし短い。
それでも、週に一度1時間半。
いつの間にやらこんなに続いているのは、
T先生のおかげ。
還暦を超えてもなお泳ぐ姿はシャチのよう。
明るく元気で、なおかつきちんとフォームのくせを
一人ひとり矯正してくれる。
生徒は、僕でも一番若い部類。
それなのに信じられないくらいタフな先輩方には
体力的に付いてい行けない。
皆さんやたら元気で積極的なのだ。
夏の土浦市民大会には、なぜかその木曜日のクラスだけが
異様に盛り上がり、こぞって参加した。
とにかく雰囲気のいいクラスだった。
雰囲気の良いクラスというのは、生徒と先生のマッチングというか
出会いの偶然も大切だけれど、
先生のパーソナリティや指導力ってやっぱり大きいと思う。
そのT先生の送別会が木曜日にあった。
年齢的な理由とか諸々で、おやめになるということだが、
本当に残念に思う。
まだまだ現役のシャチに見えるけどなあ。
その日は深紅のバラの花束贈呈。
プレゼンターは最年長。7●歳、
14年もここで泳いでいる、
ヨシダさん。通称、なぜか監督。
こういう飲み会って僕は一切機会がないんだけど、
その日は遅くまで楽しかったな。
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ちなみにこれは僕のキャップ。
希望者みんなでまとめて注文した。
色はカタログから、側面の文句と字体は自分で自由に考える。

裏はこんな。
だから水泳大会にはこういうちょっと首をかしげるような字の入ったキャップをかぶっていたのが
全員T先生の木曜日。
面白かったなあ。
T先生、本当に長い間ありがとうございました。
何も上達しない劣等生のままですみませんでした。
いや、上達しない、というのは嘘です。
おかげさまで、ちゃんと泳げるようになってます。
はい、ほんとに。
半年ごとの申し込み。
4月からは先生も変わる。
一応申し込みはしたんだけど、
さて、続けられるかは様子を見てからかな。
ともあれ、先生お疲れさまでした。