恒例のDEE’S 木偶の棒ワークショップ終了しました。
応募開始は震災の直後。
さて、集まるものかな?と開催は微妙な状況だったのですが、
意に反して、皆さまの声もあり、あっという間に定員となってしまいました。
少しだけ、「祈り」ということを意識して、一日彫ってみましょうか。
誰もが不安な時、それぞれの思いで桜と栴檀を刻みました。
楽しみのお昼ご飯は今回はK047の横田慶子さんのご協力です。ごちそうさまでした。
壁際に一人お昼の時間にうかれる小学生がいます(笑)
それぞれの祈りが形になってます。
静かでいつもよりちょっと深いものに触れたような気持ちです。
それにしても今回は本当にいろいろとありました。
多分参加者に数に対して、差し入れをしてくださった方々を始め、サポーターの数も多かった。
大切な支えです。
色々な意味で本当にありがとうございました。
ここでの木偶講座も5年目?回数で行くと9回目?だったかな。
だんだんとこの場がいい具合に育っています。
「和」とは単に群れ集う事をさす言葉ではないと思います。
普段は別に群れているわけでもないのに、その時にだけ、
皆である意識を持って場を支えることで出来上がる、形のない環だと思うのです。
誰にでもできることではないです。
某国の政治家さんたちをみていると分かります(笑)
だから、
サポーター、参加者、主催者、と立場を分けていくのは本当なしっくりと来なくて、
和をはぐぐむことのできる人たちで拵えるもの、としか言いようのない雰囲気が
この木偶講座にはだんだんと出来上がってきているのを感じて
僕は嬉しいです。
また今回、大変な時に集ってここで木偶を彫ることに、
何か大切な縁を感じました。
かなり特別な印象深い木偶ワークショップになりました。
僕も沢山言葉を放ちました。
毎回どんなことが起こるか、本当に読めない一期一会です。
皆さんまた秋にお会いしましょう。