佐賀純一先生は、医者であり文筆家であり、また思想家といってもいい。
昨年、民主党の仕分けで、漢方が使えなくなるよ!
とのとんでもない法案を、
医療の現場から危機感を訴え、
急きょネットで署名を集めることで回避した。
その時にたまたま僕は腰痛で先生にみてもらったときで、
先生の強い熱意に充てられ、
当ブログで、大変だよー。
と取り扱わせてもらったところ、その効果があってかどうか、
あっという間に広まって、数日で、日本漢方学会に膨大な署名が集まり
民主党の決定は1週間でひっくり返ってしまった。
とにかく常にあふれんばかりの熱源のような方なのだ。
それと、今回のこれとは性質も目的もまったく違う事だけど、
先生は、2日ほど前、またもやたまたま僕に
こんなことを言った。
日本にはこんな大災害時に、情報や対応を一括する省庁がないのだ。
だから道路も救援物資も燃料も、今すぐ必要なのに
沢山のハンコがいる。
なんてばかばかしい。
「災害対策省」をすぐにでも作る必要性を
テレビの有識者は誰も語らない。
なぜだ?
恰好だけの付け焼刃の人員当用なんてすぐにやめて、
災害対策大臣をまず任命すればいい。
とはいえ私にはそれを訴えるというか
声を偉い人に伝えるすべがない。
とまあ、そんなトーンで、僕に語る先生。
もっともだな。
と僕も思ったので、
まあ、誰が共感してくださるかわかりませんし、
誰かに知ってもらうというだけでも、
またここに乗っけてみましょうか。
と、安請け合いした。
それで手渡されたのがこれ。
先生のコラムと設立私案。
緊急性もあり、中長期的視野での必要性も説得力があり、
なかなか興味深いです。
虎と雉子○○ 「災害対策省」私案.pdf
読めるかな?