名古屋4人展 箱、はこ、ハコ、、、

hommage て、フランス語だったんだねえ。
というわけで、
オマージュをテーマとした4人展のお知らせです。

カメラマンの辻さん、デザイナーの猿山修さん、木工作家、井藤昌志さん、それで僕。

それぞれが何に対して？あるいは誰に対してのオマージュ？
を課題として決めて、作品を作ります。
解釈はそれぞれ、ジャンルもバラバラ。どんな作品が集うのかとても楽しみです。


　僕は16年来の思いの相手、ジョセフ＝コーネルを選びました。
彼の作品の代表的なスタイル、「箱」をたくさん出品します。
箱作品は、ずっとキチンと挑戦したかったのですが、
コーネルへの思いは強すぎて、なかなか手が出せず。
ワークショップ「記憶の箱」でたくさんの人に作ってもらって実験をしたりしました。（ひどい話だ）

それでようやく少しだけ、心の呪縛が解けて（大げさな、、。）、
今回チャレンジしてみることにしたわけです。
マエカワボックスです。

2008年最後の発表です。
名古屋、ギャラリー　feel art ゼロ　にて。
12月13日からです。
どうぞよろしくお願いします。

ワークショップやりますよ！

参加者募集です。

今回のワークショップは、
平成20年度、茨城県森林湖沼環境税の助成補助金。（漢字多い、、。）による事業です。

主催はかすみがうら市民協会。

11月29日、30日　場所はルビジノ小屋です。
更に詳細＆申込用紙こちら　↓

市民協会　木偶の棒　チラシ.doc


材料はいつものようにルビジノ周辺で伐採された木の枝です。

なかなか一般の方（大人）が申し込むことができるWSは少ないので、

興味のある方はぜひ。

ちなみに1日でも2日連続でも。年齢は小学生4年生以上。
定員になり次第締め切りだそうですよ。

今日あたり、ぐっと冷え込んできました。
当日も、冷え込みが予想されます。
基本的に一日の作業は外なので、
冷えます
焚き火をしながら、など、対策は考えていますが。
くれぐれも、作業がしやすく温かい恰好で晩秋のルビジノ小屋にいらしてください。

ナスデスナ その２

北温泉　

いつのも像刻撮影チーム。
今回はロケなので、1泊で那須。
編集のT君がとってくれた宿は、
そう、絶対一度行ってみたかった、秘湯、というか知る人ぞ知る古色蒼然の湯治場、北温泉！

僕ははじめて来た。
噂には聞いていたけど、足を踏み入れて、
ちょっとここは鼻血が出そう（笑）
まったく別の時間に包み込まれる実感。
舞台装置？うたたねの夢？
囲炉裏で燃える木炭の香りとたゆたう煙
丸くなる灰色の猫
絶え間ない沢の水音。



江戸から昭和にかけての増築、修理を繰り返した結果、
目に入るものすべてセピアで染め抜いた迷路のような内部になった。
ものすごく広いわけじゃないのに、なぜか廊下と階段で方向感覚を失ってしまう。

そのため、館内にはこんな笑える張り紙が。



そう、まず覚えるより大切なことはイマジネーション！
この↑どおりにタイムスリップ（笑）
赤が昭和の増築、緑が明治、青が江戸、と時代をさかのぼる。
僕らの部屋は青の矢印。進化の系統樹の先端のあたり。
よし！イメージばっちり。


そうして次にこれを見る。



あの、わかりません。

だってさっき来るとき、急な階段二つも降りたよ。
先生、方向音痴の僕には上下の階の関係がよくわからないです。




そして宿の裏手にある源泉の噴出孔。
手で触っても大丈夫。やけどするような熱さではない。
豊富な湯量のおかげで、
いくつもの湯船のほかに、
庭先の沢沿いに、コンクリートの湯気の上がるプールまである。
でもそこもまたあくまで温泉風呂。

帰る朝、玄関を出てふと庭先を見たら（丸見えの場所に）
プールでおじさんが平泳ぎしてた。
おじさんの白い尻が目に焼き付く前に
プールを横目に駐車場までの坂を登った。
朝一で吐く息は白かった。

こたつを囲んで焼酎とスルメで夜中までおっさん馬鹿話
いやいや、芸術話？そんなの、もしかして学生の時以来かも？
それが、懐かしくていちばん嬉しかったなあ。
全員偶然にも年がほぼおなじ。
同窓会みたい。
館内風呂のはしごもまた楽し。
沢に面した露天風呂の湯船の縁に4人中年、腰に手を当て仁王立ち。
それだけのくだらないことがなんだかおかしい。


翌日の撮影本番は、おかげで寝不足でちょっとつらかった。

ナスデスナ その１

先日、黒磯、那須方面に1泊で出かけた。
作品集のためのロケ撮影だったのだ。

撮影隊チームとは現地集合。

なので、うちは、少しだけ今年の竜田姫の衣装
なぞ愛でるべく、早い目の出発。

矢板インターで降りて、栃木県民の森へ。



水のないところは、テンションがあがりきらない犬。


今年の竜田モードですね。



あいにくの曇り空だったけど、それなりに山の色は目に潤いになったな。
お勧めは矢板インターから、県民の森への山道。
水のくめる湧水場あり、リンゴ畑＆直売所あり。
ちょうどいいドライブコース。
悔やまれるのはお弁当持参でなかったこと。
しまった。