ずいぶん久しぶりの更新だ。
20日の夕方、
ナカノヒロミチさんの2009年、春夏もののショウが開かれました。
今回の会場は恵比寿ガーデンホール。
中野さんのモティーフはバルーン。
会場の天井には一面の白いバルーン。張られた大きなネットがたわんでいる。
BGMとともに壁にたらされた白い幕の向こうで人体影絵が始まった。
あれ?なんだ影絵のこの頭????
アフロ?
実際、垂れ幕の陰から出てきたモデルさんたち。
ほんとに全員真っ白のアフロかつらでした。
泡立ってるみたい。バブルアフロ。
だから目の前を歩いているのに、モデルさんが誰なのか全く分からない。
あれ?このほくろはハナさん?背の高いのはトミナガさん?
モデルさんの個性が抑えられた分、作品である衣装が際立っていたかな?
丸いバルーンが絡まりながら、増殖してゆくようなそんなプリントの
新作が続く。
約40点の作品のうち、僕のアクセサリーをつけたバブルアフロさんたちがぽつりぽつり、でも颯爽と。
目の前を通り過ぎるのは一瞬なので、写真を撮るは至難の業。
僕は一応自分の資料に、と思うんだけど、これじゃ無理かな。
何より、時間をかけて作ったものが動いているハレの場面を、デジカメの小さなファインダー越しで見るのはちょっと損をしている思いだ。
しっかり目に焼き付けて、少しでも自分の受け取る印象を強いものにしたい。
そう思って、途中でカメラの電源を切った。
運動会のお父さんたちってこんな感じなのかね?
前回もそうだったけど、
夢の時間はあっという間で終わってしまった。
あー。でもそれなりに満足。
ロビーでスタッフのYさんに挨拶をしていたら、
一人の若い女性を紹介された。
数か月前、御自身のCDジャケットにアクセサリーを付けてくれた、
安藤裕子さんという若きシンガー。
あいさつ程度の時間だったけど、その言葉遣いや立ち居振る舞いから
凛とした利発そうなお嬢さんだなあ、という印象を持った。
いや女性というべきなんだろうな。
そんな出会いもありました。
恵比寿ガーデンホールって初めて行ったけど、
それにしても、たまに東京に行くと東京って人がいっぱいだなあ、
と当たり前にことにびっくりしてオノボリさん気分です。
中野さん、今回もお招きありがとうございました。