2008年08月24日

大会で5位入賞!?!

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北京ではオリンピックも最終日。 

それとは関係がないけど、今日は、小雨ぱらつく中、第44回土浦市民水泳大会が行われた。
会場は市内の中学校のプール。

参加者の9割は市内小中学生の水泳部?の子供たち。

ガキンチョに負けたくない。
ずっと続けているプール教室の木曜日夜のクラスの有志4人で出場することになった。
別に名付けてないけど、「オジサンズ4」。
僕らは習ってはいるけれど、学生時代の水泳経験者なんて居ない。

僕は午前中競技が行われる中、現地到着。

どうもー。こんちは〜。

プールサイドに目をやると、うわ!なんだこの子たち!
体格すでに逆三角形なんですけど、、、、、。

上手な子は本当に気持ちよさそうに、まるで機織りのシャトルのようにしぶきを上げることなく水を縫う。

う〜ん。
負けたくない、なんておじさんの意気込みがここではちょっと恥ずかしい。

小学生は午前中で終わり。

お昼のフリー練習の時間に、飛び込みで戯れる中学生たちに混ざってご教授願う。

「飛び込みってどうやって踏み切るの?教えて。」
「あー右あし前でも、揃えてもいいっすよ。」
「最初は両足揃えたほうがいいかも。」

で、そのとおりやってみる。ずばっしゃ〜〜〜ん!!!
見事な腹打ち。
うわ、痛ってー!
おまけにこれ、ゴーグルが水圧で外れるやん!
ほんの数回で、僕とナカヤマさん、胸から腹真赤。イモリかよ。とお互い脳内つっこみ。

「やっぱり君ら上手だね〜。」

知らず知らずの低姿勢。

それにしても飛び込みなんて小学生の時以来だ。
懐かしくて、つい嬉しくなって、何度も何度も繰り返す。
鼻の奥がつーんとなる感じも、勢いあまっておなかがプールの底を擦る感覚も思ったよりずっと体が覚えてる。

一緒に飛び込んだ日焼けして真っ黒でむちむちの男の子。
まるで沖縄菓子“さーたあんだぎー”みたいだったな。

僕は普段、子供たちのワークショップで、講師という立場で接するので、絶対的優位のポジションにいるわけなんだけど。
今日はそれがまるで逆転している。うーん、僕って今すごく弱い立場?。肌の色からしてもどちらかというと
同じ沖縄でも“ちんすこう”?
まあそれは置いておいて、、、。

ありがたいことにプールのT先生ほか、数人の“クラスメート”がつっかけで応援に来てくれた。みな近所なのだ。
 
僕のほかの参加者の方々。ヨシダさん、カワジリさん、ナカヤマさん。は社会人一般枠で個人種目にもエントリー。それぞれ完泳。すばらしい。僕はエントリー自体が身の程知らずなことが数日前に判明したバタフライ50メートルを棄権。
なので、最後のリレーだけが唯一僕の出番。

予定よりさくさくと競技は進み、1時間も早く、最終種目400メートルフリーリレーのコール。開始。

名前が呼ばれる。

これも参加者が少ないので、われわれ唯一の社会人チームは中学生男子のチームに混ざってのレースとなった。
つまりこれは中学生と直接競うことのできるたった一つの機会なのだ。
だめだとわかっていても、これは盛り上がる。
エントリーは僕らのほか男子中学生5チーム。
僕らは一番はじっこの第6コース。

「絶対に勝つ!どこかには(笑)」
「うん、そうだとも、とにかく6位にはならない!」
「目標はそれでいこう!」

ピストル。
とにかく必死に泳ぐ。今まで見たことのない手足の動き(笑)
普段の教室ではたぶんありえない息の苦しさ。水も冷たいし、視界も悪い。うーん、だがしかしおっさん達だってすごいぞう!
と思ったんだけど。

中学生には勝てない。いや、歯が立たない。
唯一隣の5コースがどうやら1年生チームらしく、体も小さくて泳ぎはぎこちない。
第一泳者のヨシダさんが終わって、僕第2泳者。その時点で
競ることができるのは第5コースのそいつらだけだと判断した。

第2,第3コースあたりの泳者ははるか先だが、それはもうこのさいどうでもいいよ。行きたきゃ先に行け。

隣の5コースのこいつらには絶対勝つ!
意地でも抜く!

僕の視界にはちょっと前を泳ぐ細い影が。

いや、これは推測だけど、たぶんオジサンズ4。実は全員が大人げないこと大好きなんだと思う。
腹飛び込みで波をあげながら、第3泳者ナカヤマサンからカワジリさんへ。死ぬ気でラストスパート。で、ゴール。

勝ちました!
結果、かなりの差をつけて。

いや〜。御苦労さま、6チーム中5位です。
目標達成で、オジサンたちはすごい充実感。

すぐ後で賞状をもらった。それと景品はノートと石鹸。
手にした“賞”とはんこを押されたノートがじんわりとうれしい。

やー、これは楽しい。
こじんまりしての〜んびりした空気も、日暮しの声も夏の終わりにピッタリで。
きっと中学生達からは、なんでこんなおっさんたちが、小中の大会に混ざってんの?
と思われてるに違いないんだけど。
一応これ、市民大会だからね。いいんだよ、出ても、大人でも。

競技ではまあもちろん完敗なんだけど、おっちゃんたちは、お疲れさんでビールで乾杯。なんてな、、ああ、そ、そんな冷たい目で見ないでくれよう、、。

時間がまだ2時と早いので、本当のビールで乾杯は後日の木曜日プールの後ってことにして、
とりあえず今日は僕らも解散。
おつかれさんっしたー。

ぜひ来年はもっと一般参加者のチームが増えればいいのになあ、と思う。水泳教室からせめてもう2チーム位。打倒、中学生!

市内に居住、または通勤通学する方が対象、のようですが、どうもその資格もゆるゆるみたいですよ。



















posted by 前川秀樹 at 16:07| Comment(5) | LOLO CALO HARMATAN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月22日

竜神様と弁天様の一日。

 
 ルビジノの裏の祠から、古い弁天さまを預かってから、約1年半。
今日、60日に一度のみずのえ、巳の日。
祠の修理も完了。
暦の上でもこの日がベストでしょう、ということで、
今日が弁天様の祠を
元の定位置の西池の丘に戻す日となった。
本来の場所にお戻りいただく日だ。

早朝集合。とりあえず人が揃うまで、もう少し参道あたりの枝払いをしましょうか?おみこしの屋根が当たらないように。



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朝8時、人数が揃いました。やりましょう!皆さんよろしく。

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せーの!がすん!うおっ危なっ!屋根が当たってるよ。

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木の梱包が簡素になった分、前よりずっと軽い。

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フミコさんの農耕車両にライドオン!
大きさぴったりの自走おみこし完成。ロープで固定して。

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静々と出発。

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運転手は石川さん。池をぐるっと迂回して、、、。お御輿巡行。
以外にスピードが速くて、だれも付いていけなかったので、みんなは池の反対側をてくてくっと歩いてお御輿を待つことに。
いい風景だなあ。

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到着。ここからまた人力です。

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その幅四尺の参道を進む。
前もって石川さんとフミコさんは草繁えになっていた丘の周辺と参道周りの枝を払い、除草してくれていました。本当にありがとうございます。
清め斎かれた場所にだけ神様は来訪するそうです。

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最後の難所の坂をあげる。途中で休めないので声を掛け合いながら一気に。よいしょ!すり減った石段で足元は滑る。

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無事上がりました!やれやれ。
実は土台の工事、21日までに終わっているはずだったのに、たけちゃんが大忙しで、僕ものんびりしていて、たけちゃん捕獲に失敗、着工すらままならない状態。それでもひとまず今日はに丘の上まであげることになった。今日のところは風で飛んだりしないように、杭を打っての固定作業。
祠の向きも、真南から少し西に振って、池やルビジノをかすめるような角度に修正。この調整は最後の課題でした。

うん、これで仮固定完了。土台の工事は来週?には絶対だよね!大丈夫?たのんだよ!

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弁天さまも無事御納まりました。
サイズもぴったりです。
眺めはいかがでしょう?

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お正月の時と同じように、あらかじめ用意してくださったいろんなお供え物が並びます。宇賀神様のためにお重の中には卵もぎっしりです。
皆で手を合わせて、お経をあげて。
胸をなでおろす。やっと元の場所に戻られましたね、、、。
弁天様よかったですね。ほっとされてます?
短い短い最小のお祭り。

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そのあとルビジノでみんなでいただく、かなり早目のお昼ごはん。
お供えしたものを神様と共ににいただくことを直会(なおらえ)という。お重からいただくと、なおさら美味しかったです。
懐かしい感じ。


そのあといったん解散。
早くから皆さんお疲れ様でした。
学校やお葬式の前に駆けつけてくれたお二人。感謝です。時間、間に合いましたか?弁天様、おかげさまで無事立派にお戻りになられました。僕も肩の荷が八割方降りました。

僕らも家について、一休み、しばらくして電話が鳴った。
「今ルビジノまで来ました。お祭りまだやってます?」
あらー、今つきましたか。
DEE'Sのワークショップでもおなじみの、Kさんと、Sさん。
来ると思っていたのにどうしたのかなあ、と心配していたら、時間差で来てくれたのね。
Kさんと、Sさんは。先の像刻展のときに「チゴ」というタイトルの僕の作品をそれぞれ求めてくださった二人。なので二人の今日のこの場所での役割的にはきっとそのまんま「御稚児」なんだろう。
このお二人は以前から何となく男女の双子に見えていた。無論赤の他人同士で、姿かたちもまったく似てはいない。
それで僕らも午後からま再びルビジノにお出かけ。
小さなお祭り午後の部開始。
せっかく来てくれたのに誰もいなくてごめん。

それでもこうしてお祝いに来てくださる方がいることは本当にありがたい。僕自身、ここで育ったひとではないのに、すでになんとなく地元の当事者のような気になっている。
なので、お祝いとお参りに駆けつけてくれたお二人には、ようこそ、ありがとう。の気持ち。

お参りを終え、祠のカギをおとし。頂いたおまんじゅうなんかとお茶でまたおしゃべり。

ふと気がついて空を見たら、あれ?もうそんなに夕方?なんでこんなに暗いの?と思う間もなく。ばらん、ばらん。と大粒のしずくがトタン屋根をたたきはじめる。みるみるその音は連続して。
そればかりか、ひょうまで混じり始めた。真夏に降る氷のつぶて。

あー、来たねー。
今、竜神が降りてきて真上を通過しているよ。
今日のことはどうやら喜んでくれているようだよ。
よかった。お清めの水と。雹はまあ御塩のかわり、という解釈でいいのでしょうか?。

竜神さんの通過には小一時間を要した。

さて、小やみになったよ。
今のうちに車で出よう。

蓮田に沿って道を走る。障害物が無いので空が広い。
車のフロントガラスごしには信じられないような色の天空ショウが展開されてる。あ、竜神の横顔と後姿!カメラカメラ、あー写真にはとり損ねた。(笑)残念。
 ちなみにその日の夜に別の所に住む知人より、龍を見た、のメールあり。しかも別々のお二方から同じメール内容。あーやっぱり見ましたか!
まあそういう不思議なことは時々あるものです。
何だかはわかりようがないけど、何かが来ていたんでしょう。

そのままつちうらを通り越して、筑波まで。こういうときはとりあえず餃子を食べるのだ!
2台の車は餃子を目指して走る走る。

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それでもこのまま通り過ぎるのはあまりにもったいなくて、
はやる心を抑えて、ちょっと車を道端に止めて、見入る暮れの空。
ああ、ひやりとする風が吹く。昼間の空気がそっくり入れ替わったみたい。何かがこの嵐で切り替わったんだね。と実感。

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いつものホワイト餃子、美味しかった。4人で60個。

気をつけてお帰りね。チゴさんのお二人。
今日はありがとうね。



一夜明けたら、秋が降りて来てた。












posted by 前川秀樹 at 17:11| Comment(2) | LOLO CALO HARMATAN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月19日

幡桃と低気圧

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 午前中パソコン作業をして、午後から農作物市場、
うちからは車で40分足らずのポケットファームに買い物に行く。

ぐるっと見回して、
今日の目玉は「幡桃(ばんとう)」に決まり。
普通の桃をぺっちゃんこにしたみたいな扁平な形の桃。
ちょっと異様な姿だ。初めて見た。
中国原産で、孫悟空のお話にも出てくる有名な桃だそうだ。

茨城の桃農家が作っているらしいが数はないという。

好奇心で買ってみた、3個で480円也。

夕方、ものすごいゲリラ豪雨がつちうらを襲う。
前の道が川になってる!
雷が鳴りやまない。あ、停電。

薄暗い中、
はっと思い出して桃を切る。
うちでは桃の皮をむかずに食べる。
一口。

うわ!こりゃ甘い!!!
歯ごたえがあって、普通の桃よりやや水気は少なめだ。
まるで、ぺちゃんこになった分、
水気が抜けて、糖分が濃縮したみたい。

初めて食べる濃厚な味の水蜜桃だ。

う〜ん。これは美味しい。
はまりそう。
もうちょっと普通に近所の農協で売ってくれないかなあ。

posted by 前川秀樹 at 19:03| Comment(4) | LOLO CALO HARMATAN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月15日

登山?

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 土浦は今日も35度を記録。
今頃“秋”はどこで何をやってるんだろう?
そろそろ出番が近くなってウォーミングアップでもしているんだろうか?
それともどこかで夏バテしてるんじゃないのかな。

“秋”〜。ちょっと早いけど、そろそろ様子を見に来てくれてもいいですよ〜〜〜。

今日はなぜか、この猛暑の中、筑波山神社にお参りに行った。
意外と家族連れも多い。
参道の入り口にある、湧水の手水が子供たちに大人気だ。
足にまで柄杓で水をかけている。

これこれ、手と口だけでいいのだ。

拝殿にいつものように詣でた後、
何を思ったのか、僕らはこのまま奥の院にも手を合わせておこう。
ということになり。
ケーブルカーのチケットを買って、山頂まで。

海抜800メートルとちょっとの高さまで上がると、
さすがに少しだけ気温が下がる。
それでも29℃
湿度で遠くの景色は霞んでる。

ケーブルカーの駅から男体山山頂の祠までは、300メートル。
ここだけは仕方ない。岩場を登山だ。

ちょっとなめていた。
思いのほか険しい。
暑い。心臓も足も思うようには動かない。

はあ、思いつきで真夏に来るもんじゃないな。
己の甘さを痛いほど体感しつつ、
山頂の祠に手を合わせた。

もう一つの峯、女体山頂はまた今度。

すいません負けました。

下山後、結城のファミーユについたころにはもうへとへと。
遅いお昼ご飯をいただいた。

スタッフのトミー。

「月末の休みには宮古島に行くんです。」

ああ、避暑に行ってくるがいいさ。







posted by 前川秀樹 at 19:47| Comment(0) | LOLO CALO HARMATAN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月07日

記憶の箱イン水戸

正確に御願いします.jpg

あー、そうきたか。 

 明後日 9日、10日と水戸芸術館にて
夏休みの子供たちとワークショップ。
記憶の箱〜relation tree

このプログラムはこれで4回目の実施になる。
毎回対象の人たちが様々なので、反応や結果が様々で面白いので
珍しく繰り返し実施しても、やっていて僕のほうが飽きないでいられるプログラムの一つだ。

今回も楽しみだなあ。

 ↑ 
は、ちょっとワークショップネタ。3月のワークショップにて。かわいい。
このあと僕が笑いながら、
 
「君の箱のほうをここに持って来るか、定規で長さを測ってきたらどうだろう。」

と言ったら、瞬間、彼の顔の斜め上に、はっ て吹き出しが見えた。
そのままマンガ。


一つ賢くなったじゃん。


僕は明日午後から準備で水戸泊まり。
皆さん頑張って、おじさんにまたネタを提供してください。
じゃなくて、
もとい。皆さん暑いですが、頑張りましょう。

posted by 前川秀樹 at 07:57| Comment(0) | ワークショップ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

龍神

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今年の夏は、
龍神がたくさんの命を、
向こう側へ、連れていく。

亡くなった方々のご冥福を、
心よりお祈りします。
posted by 前川秀樹 at 07:30| Comment(0) | LOLO CALO HARMATAN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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